ギョーカイ用語はほどほどに(事業性評価3級の自己採点) | 弁護士 井上洋一の資格道~108の資格を超えて~

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先日6月4日(日)実施の第137回 銀行業務検定の正答が公表されました。

 

公式サイトはこちら→銀行業務検定協会

 

 

 

私は、午前の事業性評価3級を受検したので、早速自己採点。

 

採点結果は、50問中38問正解。

 

合格基準点が6割なので、合格はできたようです(*^_^*)

 

ただし、[基本知識]は8割正解したものの、[技能・応用]は6割正解とギリギリでした。

 

事業性評価に関する知識の応用に、課題が残ります。

 

 

 

ところで、事業性評価3級は、今回からスタートした試験なのですが、とても難しかった印象です。

 

問題文で、「対話力を重視した事業性評価」というフレーズが何度も出てくるのですが、問題文自体が受検者との対話を拒否しています(苦笑)

 

業界用語や専門用語満載で、文章の使い方も銀行さん特有の癖があり、読解に疲れることこの上なかったです。

 

 

 

もちろん、士業である私にとっては、銀行、金融業界の言葉づかいや視点を学べる機会は貴重でした。

 

先回も書きましたが、相手との共通点があると、コミュニケーションも円滑に進みます。

 

そのため、資格試験を活用して、他業界の言葉づかいや視点を習得するのは、士業の仕事術としてもオススメです。

 

 

 

さて、とても勉強にはなったとはいえ、今回の事業性評価3級では、頭がパンクしそうになりました。

 

自分と関係の薄い業界の言葉づかいに応対することの苦しさ、久々に感じました。

 

 

 

翻って考えてみると、われわれ士業の用語も、金融界と並ぶヒドさがありますね。

 

とくに、弁護士をはじめとする法曹界の用語や言葉の使い方は独特な気がします。

 

私は法学部卒でなく、親類縁者に法曹もいなかったせいか、はじめて法律家の人たちの言葉使いや話し方を聞いたときは、鼻についてたまりませんでした。

 

 

 

今はもう法曹界の用語にも慣れっこですが、この業界慣れがコワいと思っています。

 

法曹界の専門用語を、当たり前のように使っているかもしれませんから。

 

聞かされる方の身になってみれば、自分と関係のない業界の専門用語なんて、たまったものではありません。

 

 

 

相手のギョーカイ用語を学ぶことは大切な一方、自分のギョーカイ用語の多用には気を付けたいところ。

 

ギョーカイ用語はほどほどに、と感じた受験記でした。