弁護士 井上洋一の資格道~108の資格を超えて~

弁護士 井上洋一の資格道~108の資格を超えて~

2019年に宿願の108資格を達成しました!
2023年9月に200資格到達。
愛知の町弁が、資格の力を駆使して悪を斬るため、様々なライセンス取得を目指します(現在235)。

「法」「お金」「心」の問題の横断的解決のため、様々な資格の取得を目指しています。

株式会社レガシィより、わたしのセミナーDVD/CD「廃業寸前から生き返った 弁護士のプラスアルファ資格戦略」が発売されました(https://forms.gle/9DKSMPvwr499jn5n9)。

昨日8月1日(木)は、地元の愛知県西尾市ケアマネ・民生委員向けの研修講師をして参りました。

 

介護福祉や地域の民生委員の方の世界でも、個人情報保護法違反やプライバシー侵害となることを過剰に怖れて、必要な情報共有が進まないことがよくあるとのこと。

 

ということで、私の研修タイトルは「個人情報・プライバシーは怖くない~基本知識と実務対応」と題し、肩書き資格は個人情報保護士をセット(*^_^*)

しかし、身障者1級1種となって初のリアル研修講師でしたが、「私はずっと話し続けられるのか!?」と若干の心配がありましたが、結論的には「まだまだ体力持つしイケる!!」。

 

ただ、真夏の酷暑下でのリアル研修講師は、今後はちょっと控えようと思いましたが……(^^;)

 

そういえば、昔は、「講師やると人脈増えたり、仕事の紹介につながったりして儲かるかなあ」というスケベ心がありましたが、こういう身体になると、「私のハートが燃え尽きようとも、いかに法の精神を次代に伝えるか!?」というメンタルに変わってきますね。

 

(といいつつ、ストレスのない人生を送っているので、何だかんだで、あと30年も40年も生きるかもしれませんが苦笑)

 

 

 

さて、今回は、地域のケアマネや民生委員の方に、個人情報保護法違反やプライバシー侵害とならない情報共有の仕方として、2ステップ審査術のリーガルマインドの伝授を試みたところ。

 

私が思うに、リーガルマインドって、持っていると心が楽になるし、ストレスも本当に減るんですよね。

 

地域に法の精神が満ちることを願って、参加された皆さんの心に何か少しでも気づきがあれば嬉しいところです(^^)/

しました(*^_^*)

これにて、私の総資格数235!

 

この資格、要は「ペットを亡くした悲しみから立ち直れない人をどうケアするか?」というコンセプトのもので、なかなか目の付け所が現代的でいいですよね。

 

悲嘆やストレスでへばってしまうのでなく、それらを受けとめながらも立ち上がる力ってのは、やっぱ大切ですよ。

 

フランスのパリ・オリンピックをちらちら見ていても、慢心のないことやミスをリカバリできるメンタルの強さが、結果に強く影響していますものね。

 

「ペットロス・ハートケアカウンセラー」には、上位資格の「アニマル・ペットロス療法士」が控えていますので、療法士合格を目指して、私も気を抜かずに頑張りたいところ。

 

 

 

ところで、私にとっておフランスといえば、思い浮かぶのは思想家のミシェルフーコーで。

 

私たちが学生のころは、フランス思想を勉強してフーコーの言葉を引用して、「パノプティコンが~」とか「規律権力がね」って言うのがオシャレだったんですよ笑

 

オリンピックを見ながら「メンタルの強さとは何か?」と考えていたら、改めてフーコーを読みたくなって、新版の「狂気の歴史」と「監獄の誕生」を購入(もちろん原著は読めない(>_<))。

(昔と比べて装丁が安っぽくなった……・?)

 

そういえば、メンタル業界には不思議と病気の流行があるそうなのですが、たとえば、昔は「ノイローゼ」、ちょっと以前は「うつ」や「適応障害」、今は「発達障害」が大流行しているとのことで、こういう現象はまさに「狂気の歴史」の現在って感じがしますね。

 

監視権力の話でも、ちょっと前までは、「いつも監視されているみたいだから、携帯電話なんて持ちたくない」ってオッサンが普通にいたのですが、今やそんな人は希少種の変人扱い。「スマホがないと人とつながっていないようで不安」という時代ですから、監獄もずいぶんとモバイルになったもので、フーコーの思想は古びてないなって思います。

 

ということで、今夏の目標は、目指せフーコー読破とアニマル・ペットロス療法士合格で行きたいと思います(^^)/

労働法関連の希望研修テーマを募集すると、たいていは上位に「ハラスメント対応」が出てきますね。

 

「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」「カスハラ」「モラハラ」はまだしも、「スメハラ」や「アルハラ」、果ては、何を言われてもハラスメント被害を受けたと主張する「ハラハラ(ハラスメント・ハラスメント)社員」の登場など、慌ただしい限りです(^^;)

 

私も今年は産業医向けにハラスメント研修の講師を依頼されているので、改めてハラスメントの勉強をし直しているのですが……、関連する書籍は多く出版されていたけれど、いまいちポイントがぼやけていて分かりにくい(>_<)

それだけ、ハラスメントの評価や対応にブレがあり、実務上は戸惑うことが多いと言うことなんでしょうね。

 

裁判例を概観してみても、一審では「ハラスメントではない」と認定されているのに、高等裁判所では「これはハラスメント!」としているものがゴロゴロあり(その逆もまたしかり)、裁判官ですら認定に迷うのだから、一般の方にとってはもっと悩ましいことが多いと思います。

 

 

 

対応に悩むハラスメント問題って、色々な要素が陰に陽に複雑に絡み合っていて、本当に難しいんですよね。

 

そこで、弁護士にして中小企業診断士、そして産業カウンセラーである私としては、法的視点だけでなく、経営的視点・心理的視点も含めて、「これが最強のハラスメント戦略だ!」というクリアな話をしたいものですが、今のところ良い切り口がサッパリ浮かびません苦笑

 

そこで、混乱した頭を整理するための切り札!資格の勉強。

 

ハラスメントに関する資格はないか探してみたところ、いくつかある模様。

 

とりあえず、私は、全日本情報学習振興協会の「ハラスメントアドバイザー認定試験」をチョイス。

この協会は、個人情報保護士試験で有名なところなので、きっと様々な角度からハラスメントの勉強ができるものと期待です(^^)/

 

 

PRプランナー協会の三次試験対策講座もしっかり受講して、トライして参りました(*^_^*)

CBTのパソコン受験とはいえ、完全論述試験2時間。

 

試験会場のディスプレイの前で頭を抱えながら、とにかくキーボードだけは打ってきました(^^;)

 

三次試験の問題構成は、必須解答のニュースリリース作成が1問と、コーポレート課題かマーケティング課題からの選択問題が1問。

 

どちらも、実際のPR課題を作成する論述問題なので、さすが最終関門の三次試験といったところ。

 

 

 

ニュースリリース作成は、設例の企業が作った新製品や新サービスに関して、報道機関へのニュースリリース文を作るもの。

 

コーポレート課題は、事件や事故が起こった場合の危機広報だったり、企業ブランド構築のための平時の戦略広報だったりのPR計画を立案するもの。

 

マーケティング課題は、新製品や新サービスについて予算やスケジュールも含めてマーケティングPR計画を立案するもの。

 

わたしは、マーケティング計画の予算感(マスコミやインフルエンサーにいくらで依頼できるのか?)が全く分からなかったので、コーポレート課題をチョイスしたのですが、いやはや難しかった……(>_<)

 

試験結果が分かるのは来月末ですが、うーーん、時間配分を誤った感もあり、コーポレート課題の出来がイマイチで再受験かも(次回の備忘録:「ニュースリリースは30分で終わらせて、残り90分は分量と配点の大きい選択課題に充てること」)。

 

 

 

しかし、今回、本格的にPRや広報について学ぶ機会を得て、改めて「人に伝わる文章を書くこと」の難しさを実感。

 

ニュースリリース作成についても、コーポレートやマーケティングのPR計画立案についても、「どうしたら相手に上手くメッセージが伝わるか」をいろいろな角度から問われていた気がしました。

 

講座の講師の先生は、「PRは型を覚えることが第一」「我流でやろうとするな」って何度も仰っていた気がしますが、何ごともまずは「型」が大事なんですよね。

 

世の中、独りよがりのポエムな自分語りが氾濫していますし、弁護士業界でも、相手や裁判官が読者であることを忘れた独善的な書面がまま見られますから、私も、この機会に反省して「人に伝わる文章を書くこと」をしっかり意識したいところです(^^)/

本日は、全日本情報学習振興協会主催の「企業危機・コンプライアンス管理士」認定試験を受検(*^_^*)

 

ここの試験を受けるのは「個人情報保護士」以来ですが、今はいろいろな資格試験をやっているのですね。

 

さて、本試験の制限時間は2時間で、四肢択一問題が80問と、かなりのボリューム感。

 

危機管理システムの構築から、クレーム対応、情報漏えい対策、ハラスメントや過労死の予防に至るまで、試験範囲はリスクマネジメント全般に及び、択一とはいえ80問あると厳しいですね(T_T)

 

合格点は7割なので、何とか合格点を取れていることを祈るばかり。

 

 

 

ところで、私はリモート受験を選択したのですが、このような360度カメラが協会からレンタルで送られてきて、「PC画面と手元と周囲の3点を全て、試験時間中は常時映るようにせよ」とのお達し。

さすが、カンニングのリスク対策もバッチリで、「絶対に不正受験は許さないぞ!」という気迫が感じられますね(^^;)

 

 

 

そういえば、司法試験だったか、国家一種試験だったかを受験した際に、私の座席に近い人が、何かをビッシリ書いたメモをこっそり見ていたことがありました。

 

難関試験は問題数が多く、普通に解いていても時間が足りなくなるくらいなので、「カンニング・ペーパーなんて見ていたら余計に時間が足りなくなるのになぁ……」って思ったことがあります。

 

結局、その受験者の人は、途中で試験官にどこかに連行されて、二度と戻ってきませんでしたが……苦笑

 

今はデジタル機器やウェアラブルデバイスも発展していますし、その内体内にチップを埋め込んだりもできそうですから、資格試験とカンニング対策のイタチごっこも新たなフェーズに入りそうですよね。

 

時代とともに様々な危機や法的リスクも変わっていきますから、わたしも、トラブル解決だけでなく、法的リスクの未然防止までできる弁護士になるべく、精進を重ねてまいります(^^)/