たりに毎日袋に詰められっから気を付けろと言われ続けて数日。

まあ、ありんこ出てくるホテルにも慣れてきた。

ホテルのレストランは安くてうまいし、
くそみたいに遅いけどwi-fiは使えるからスマホのゲームも出来るし、
電気は使えるから充電出来るし、
現場がスーパーやから酒買えるし。

気楽に生きていけてる。

朝はお迎えつき。
夜はホテルのディナーとかなかなかやろ?

そう思ってたある日


「シンゴ、今晩一緒にご飯食べよう!」

たりがそう声を掛けてくる。

「いいよ、じゃあホテル予約しとく」

「いや、うちの近所に行こう!」

「え?送り迎え大変じゃね?」

「No problem」



「シャワー浴びたら迎えに来るよ!電話鳴らすまで待ってて」

たりと合流し、トライシクルで10分。

会社が借りたアパート(ボロ)に案内される。

ワンベッドルームに男三人。
ダブルに二人寝てる。
隣の部屋には通訳のめりーさん。
女性だから一人部屋。

なんか一人ホテルで申し訳無い。
色々難しいこと考えたりもした。
日本人とフィリピン人のさってさなに?とかね。

歩いて二分のレストランへ。

言葉は不自由だし、日本人だからメンドクサイだろーに、
なんでまた俺を誘ってくれたん?って聞いたら、

うちのフィリピン人スタッフ四人が

「シンゴは毎日一人でかわいそうだ、ホテルで缶詰めだし」

となっていたそうだ。

可哀想って思ってくれたんやー。
その晩は俺が支払う。

やっぱりみんなで飯食ったら、日本人の俺が払わなきゃなーって思ってた翌日の晩飯。



日本人のわし、めりーさんに飯おごってもらいました。

その翌日はじぇいそんに。


あれ?


俺、日本人やんな?

フィリピン人って、仲間内では、みんなで順番に払いあったりもするらしい。


日本人のわし、その輪に入れてもらってた。


なんか、ちがうんだってさ。

日焼けも進み、仲間意識も出来


いよいよ現地民に近づいてきた。