かれーなる 世迷い言 | ギズモとおいもの部屋

ギズモとおいもの部屋

愛犬のお話、息子の事、音楽、映画、酒、料理、
そして、可愛いぴーちゃんの事など徒然に
書き綴っています。

僕の妻えりんぎのブログです。

 

さあ、皆さん、準備は良いわねっ

 

そこのトンガリ頭のボクたち?

ちゃんと茶色のマントを次々と外したかしら

真っ白で滑らかなお肌で並んでいて

そう、そう、

水浴びは済んだ?             玉ねぎ  

 

 

ああ・・駄目よ、悪戯にぶつかり合いしたら     玉ねぎ  

もう、泣きたくもないのに 涙が止まらなくなるんだから

          玉ねぎ                (玉ねぎはしみるからね)

 

まあいいわ、そこで待機しているのよ

 

 

そう満足気に見回りを果たすと

まずは一番に出番をお願いするお方のもとへと

足取り軽く向かうのだった           (鍋のくせに?)

 

 

 

ちょっと、良いかしら、重そうな体を横たえている

肉肉しいあなた、 そうあなたのことだって!

 

今日は又珍しくずっしりとしていらっしやいますこと

まるで王者の品格ね                (牛ではないよ)

 

あら、せっかく塊でいらっしやるのに     ぶた 

やはり四角におなりになるのね

でもやはりと言ってはなんですがそのままではいけませんものね

わかります、ええ、ごもっともです           ぶた    

 

うんうんとうなずきながら塊で横たわる王者の周りを

一周しながら宜しくお願い、頼んだぞ、みたいな気持ちを

込めて最後にこう言い放つのだった           (鍋だが・・)

 

なるほど、あなたが物を言えばずっと奥深く

物語は何日も何日も続く・・

そう言いたいのね、素晴らしいことだわ    (飽きるまで続くよ)

 

 

じゃあ、皆さん、楽しげに参りましょう!

弾けていいのよ!

 

笑って弾けて  そして青空のもとで

陽に焼けそうだった時を思い出しながら

舞い踊りましょう!

 

 

じゃー!!汗  じゃーーー!!汗  じゃーーーー!!汗  暑い

 

 

 

賑やかに始まったこのかれーなる宴

 

それもつかの間の  まるで

時を見計らったように

絶妙なタイミングで注がれる    しずく

 

恵みの雨 、そして雨  しずく    

 

 

弾け舞い踊るそのほとぼりをさますかのような

そのコンソメ味の五月雨を受け

かの最上川よりも素早く

 

さあ、行くぞー    ざば~~~っつ・・  ハート

 

 

 

 

じゅわっーーーーーーー・・・・  ・・ぐつぐつぐらぐら・・

 

 

っと・・  あたり一面この音色に支配されると

 

だんだんと それが耳に馴染み

だんだんと 心地よい音色と化してきた

そのあたりに

 

 

水滴   しずく     水滴   しずく     水滴     しずく  

 

 

すまん・・  黙りたいんだ

 

 

いきなり箱の中から  真っ黒に近いくらいの焦げ茶けた顔を

尚更に曇らせて ルウが言った

 

 

 

え・・      黙ってどうするというのよ    (鍋いわく)

 

 

 

いいじゃないか・・   おいら 今喋りたくないんだ。

いちいち君のようにぐつぐつぐらぐら言い続けたくないだけさ

 

 

 

そりゃ無いと思うわ、だってそれぞれ役割が違うじゃないの

 

 

あなたはみんながそれぞれの役目を果たした後の

ほっかりとした中に溶け込んで行くのが基本なんだもの

 

 

だからといって他を非難しては駄目よ 

 

 

 

と・・  たしなめるかのようについつい目尻を上げて

言ってみたものの・・  言い争う前に周りを見渡して見れば

己のぐつぐつぐらぐらの音の他には物足りないくらいの

静けさなのであった     

 

 

 

そういえば・・なんだか殺風景になっちゃったわね・・

 

 

喋りたくない焦げ茶けた相手に独り言のように

そう言った

 

 

 

長方形の箱に寄りかかったままの相手がやはり

無言でいるのを横目でみやりながら

 

 

ぐつぐつ・・ぐらぐら が 勝手に口から出てしまうのを

慌てて口元に手を当て、更には 

 

 

指の隙間からすーすー息を付きながら

うるさくはないかな・・などどいう気遣いをも

みせながら つぶやいてみるのであった

 

 

 

ずっとずっと前はね、ゴツゴツ顔の毬栗頭のアイツも

いたわね、でも何故なのか見かけなくなったわ     

アイツ・・  確か・・  男爵って言ってたわよね

 

・・   ・・                 (  ・・芋・・)

 

 

 

 

ため息混じりに言うと

ぐつぐつ・・ぐら・・ぐら の合間にひよっこり顔を出した

赤い顔の群れのひとりが言う

 

 

 

 

それね、あたし知っているわ・・

こっそりね、聞いてしまったんだけれど・・

       

あのね、毬栗頭でゴツゴツしている割には

直ぐ様溶け込みすぎてしまうのがいけないって

却下されたらしいの

 

          

 

 

・・そうか、そんな事があったんだね、知らなかったよ

 

箱に横たえたままでいた焦げ茶のルウがとうとう口をはさんだ

 

   

そういえば君、・・顔がかなり赤いようだけれど大丈夫?

 

あ、まあ・・よく考えたらいつもとおんなじかな、あははは!!

 

箱から身を乗り出して焦げ茶の顔が腹を抱えて笑ったので

 

 

とてもびっくりした鍋は

 

今にも亀裂が入って真四角に割れてしまうのではないかと

はらはらどきどきして  つい・・このときばかりは

ぐつぐつぐらぐら・・ 言うのを忘れたくらいだわ

とびっくり眼で胸をなでおろした

                      

 

 

すると赤い顔のひとりがみるみる火照った顔をして

言い放った

 

まあ、嫌だわ、からかわないでね  にんじん  ← (人参よ)

 

あたしは赤い顔がそのままなんだけどね、

いつまでも存在感があるからって重宝されてるんだから

            にんじん

少しふくれっ面になりながらルウを横目で睨んだ

にんじん

 

 

 

・・いや、全くそのとおりだと思うばかりなんだが  セロリ

そういえば・・もっと遠い昔はなんだかひょろ長くて

顔色も真っ白なヤツもいたよね    セロリ☆

 

 

腕もひょろひょろで指先なんて白魚が長~~くなったような

感じの、ほら、ほのかに緑っぽい袖が目に浮かんでくる・・

                        セロリ ←( セロリ やねん)

 

 

ああ・・  そういえばいたわね・・

かなり存在感がありすぎて好き嫌いが分かれるの・・

 

 

それを聞いたルウは直ぐ様口をはさんだ

 

 

 

あ、おいらは好きだったな!

 

君がぐらぐらぶつぶつ喋り続けている間にも

 

こう・・何というか あのいわゆる青臭さみたいなのが

感じ方によっては潔く清潔感すら漂うみたいで

それもかなり小刻みにされていたせいなのかな

 

まあ、おいらが最後に一面埋め尽くすあたりには

そんな香りはおいらが上手く旨くまとめるってこと

なんだけど、あの青臭いと嫌われているヤツが

なんとはなしに良い風味を醸し出してくれて

なかなかだったんだし

 

最後はおいらの遠い親戚のガラム村のマサラ叔父さんが

ぴりっと決めてくれるから何の問題もないんだけどね

 

 

 

それにしても

何故か最近見ないんだよなあ・・  アイツ

セロリっていうんだ・・

 

今度あったらおいら嬉しくて尚更にトロケだして

しまいそうだなあ・・  なあ、セロリ、元気かなあ

 

 

 

 

 

 

すみません・・  本文に全く関係のない

我が家のぬか漬けです。  蕪 ・・旨し。

 

 

 

 

 

で、お待たせいたしました。

ご説明のお時間と相成りましたんで。

 

 

 

ということで・・  長らく遊んでみましたが

うちのカレーにはじゃがいもは入りません。

 

 

溶けたら甘くなる、辛くなければカレーとして

失格だというまろ様の好みを優先して作っています。

でも確かに溶けるのはえりんぎも好まないので

ポテトサラダを添えるくらいにしています。

 

お顔の赤い人参は崩れないので入ります。

まろ様はあまり人参も一杯は嫌・・みたいでしたが

今は好きになりました。

 

以前、野菜をそれでも入れようとセロリを微塵切りで

入れていましたが最近は入れてないなあ・・と思い

こんなことを書いてしまいました。

 

 

ぐつぐつぐらぐらは鍋ですが

火を止めた後

無言で割り入れるのは黒く焦げ茶けたカレールウです。

 

 

 

いきなり食べたくなるカレーに愛を込めて

書いてみようかと思ったんですが

逆に変な哀愁が漂ってしまい汗

 

 

 

なんでかなあ~と思案中。汗

 

 

 

めんどくさくて・・  もとい、己の思慮足らずで

書き切れなかったメンバーを一応記します。

 

 

えーっと、インド旅行した息子からもらったターメリック、

あとなんだか不明だが本場らしいスパイス、

あれば林檎なんぞも擦り入れて、あればトマトジュースも。

鷹の爪とニンニクは必ず入れますね。

 

 

 

 

この図はシャーベット状のトマトジュース。

お隣のラップに包まれた物体は

これの前に作ったカレーを冷凍しておいたもの。

仕上げに加えるとコクが増した気がするので入れるんです。

 

 

 

 

 

出来た!!

 

あれ、主役なのに端っこの方ですね。

まるでえりんぎのようです。

 

・・いや、その、エリンギ入ではないですよ。  ・・。

 

今の季節はホタテの稚貝が出回っています。

 

 

主役ではないのにでかく写っていますが

稚貝に違いありません。    お安くて美味いんです。

見つけたら買いですよ、奥様。

 

で、

奥に写っているのが今回の主役カレーライスです。

 

 

 

 

 

懐にも優しい献立だし飽きるまで続く予定です。

 

 

 

 

以前書いた金欠の時のおかずはこれだ

 

     究極!     →天下の回り者と新米の関係

 

 

 

 

肉球    ・・・     てんb     点線ハート

  

 

あ、一応記しますがタラレバ防止に

年末にタラバ蟹を焼いて食べました。

 

お陰様でそれからはタラレバを口走ること無く

暮らせているように存じます。

 

 

この状態がこのまま続く事を祈りながら

たまにはタラバ蟹をできればたらふく

口に・・ いえ、普通に食したい所存です。

 

 

 

最近の豪華はこれかな~~~  ハート星

 

かに   カニすまいる★    $

 

 

だから今は華麗にカレーを食すのだ!!

 

 

おしまい!!