BMW F10 523i ダイカスト製ヘッドカバー組付け | No Vehicle No Life !!

BMW F10 523i ダイカスト製ヘッドカバー組付け

AliExpressで見付けたダイカスト製のヘッドカバーが届きました。
造形は結構確り出来てます。
ダイカスト金型の場合は抜き勾配が3°程度必要なんですが、これ0°で抜いてます。
何気に凄い事です、これ。
普通はボルト穴のボスみたいに角度を着けないと成形後に金型から上手く抜けないんですけどね。

中国ってやっぱ侮れんですね、こういうところ。
あんま好きじゃないですけど中国は。

とりあえず車両側のヘッドカバーを外す為にバラしてみたんですけど、
今年の初め頃にパッキンを交換した時に漏れていたであろうエキゾーストマニホールドの直上からまた漏れていたようです。
ヘッドカバーを外すとこの辺りにオイルが突破した形跡がありました。
エンジン側のシール面は特に問題なし。
エンジンの後ろ側も垂れたような形跡なし。

やはり樹脂が歪んでいたようです。
丁度切り欠きがある部分なので熱応力が集中して歪んでいて、パッキンを交換したところでヘッドカバー側でシール出来ていないからオイルが突破してたんでしょうね。

ヘッドカバーからオイル漏れが発生した場合、ヘッドカバーごと交換しないとダメっぽいです。

とりあえずダイカスト製のヘッドカバーを組付けてみました。
なんだこりゃすげえなw

エンジンの冷却効果凄そう。

この状態でエンジンをかけてみると、交換時に垂れたオイルが焼けて盛大に煙が出てました。
大丈夫かなあ……ちょっと不安になるわ……。

このヘッドカバーには1点だけ難点があります。
こいつの位置が合わないのでアコースティックカバーが嵌りません……orz
多分3シリーズとかだったら合うんでしょうね……。

車両後方側に引っ込んでる感じなのでちょっと工夫が必要です。

まあ、走行に支障はないのでとりあえず今回はここまでです。
アコースティックカバーは浮いた状態になってますけど全く固定されていないわけではないので大丈夫でしょう。

あーあ、純正品のヘッドカバーにしとけば良かったかな。

多分オイル漏れは止まると思いますが、ちょっとこれで様子見してみます。