またオイルが焼ける匂いに悩まされ始めました……。
エンジンが排気側にバンク角が付いて搭載されているのでオイル漏れが起きると排気側に流てきてブラケットを伝ってキャタライザに垂れて焼けて大袈裟な感じの煙が出て来るんですよね……。
前回パッキンを交換したヘッドカバーからは漏れてなさそうなんですが、如何せんヘッドカバーが樹脂なのでシール部に歪みが出てるんじゃないかという部分も疑ってます。
とりあえず思い付く所としてオイルクーラーパッキンを交換してみる事にしました。
オイルクーラー下面がオイルでかなり汚れてます。
インマニガスケットも入手しとけば良かった……。
ここはまた今度交換ですかね。
インテークマニホールドを外すには(というか浮かせる程度ですけど)直上のDMEを外さないと締結ボルトにアクセス出来ないです。
DMEの締結はM6のT8トルクス4本で留まってます。
因みに余談ですが、DMEとはDigital Motor Electronicsの略称でエンジンECUです。
復旧時のサージ電流が怖いのでコネクタは外さずにボルトだけ外して浮かすと
インテークマニホールドを締結しているM6ナットにアクセス出来るようになるので11mmのボックスで外します。
300mmぐらいの長めのジョイントがあると楽です。
インテークマニホールドをこれぐらいまで浮かせばオイルエレメントケースのボルトにアクセス出来るようになります。
手前の四角いオイルクーラーはE12トルクスのM8ボルト、オイルエレメントケースとエンジンの締結はE8のM8ボルトで締結してあります。
エレメントケース下側のトルクスは12角の8mmメガネレンチを使いました。
その他W/Hのコネクタやらクランプやら配管やらを外す必要がありますが、そのあたりは適当に外してます。
オイルクーラーを外す時にオイルが結構流れ出て来るので下にウエスを挟んでおいたほうがいいです。
ここまで来ればあとはシール面を磨いてパッキンを交換するだけ。
新品のパッキンはこれを使ってます。
気を付ける点としては組付けの時にインテークマニホールドを締結しているナットを落とさない事ぐらいです。
インテークポートにナットを落としたら大変ですので。
締結トルクは感覚で締付けしてます。
多分M8は12Nm、M6は10Nmぐらいかと。
とりあえずエンジンかけて放置してみましたが、まだオイル臭がしてます。
交換中に溢れてきたオイルの影響もありますし、ちょっと様子見ですね。
ヘッドカバーもちょっと怪しいんだよな〜。
ヘッドカバーの上に着いてる丸い蓋のような形状のブローバイリリーフバルブも関係ありそうですが、様子見して次の手はコレかな。
もうAliExpressで発注済みでもうすぐ到着予定です。