多分、私は
この本の名前を電車の吊り広告で見たのではないかと思います。
初めて読む作者、内容もわからず
読み始めると間もなく
(おっと、この主人公は……)
結構残酷な現場に思わず動揺が……
私は比較的本を読むスピードが早いのですが
たまにめっちゃ時間のかかる本もありまして
実はこの本もえらく時間かかりました。
推理小説だと
(え?あの時あの人何て言ってたっけ?)
とか
(あそこで誰がどういう行動してた?)
とか
つい前のページに戻って確認しちゃうのよね。
(人生もこんな風に過去に戻って確認できていれば私も失敗少なかっただろうなあ)
とある無人島に作られたコテージに遊びに行く仲良し8人
しかし、その中の1人である私は
ある復讐計画を秘めて参加していた
しかし、私ではない誰かが次々に友人を殺していく
誰が犯人なの?
あいつが怪しいかも
と読み進めるうちに
(あれ?!おかしいまだ本の半分しか読んでないのに話が終わりそう???)
と、焦る私を尻目に本の半ばで話は終わり
全く違う主人公登場
もしかして中編の小説の組み合わせなのかなあ……
と読み進めると……あらあら
この作者
Z世代のアガサ·クリスティと称されているのだそうです。
最近あまり残酷な殺害現場の出てくる本を読んでなかったから、ちょっとだけビビったけど
2部の方の解決にちょっとだけスカッと感を、感じましたわ。
警察は何をすれば良いのか
何を求められてるのか
怨みは決してなくすことはできないけど
復讐ではない形で浄化できないだろうか?
前回の薬丸岳さんの本にもあったように
殺人をした瞬間に
あっち側にいってしまうことを…………
すべての人類に認識してほしいもんです