この本もまた
予約してから時間が経ちすぎていて
バブルを駆け抜けた世代には
なんとも刺さる小説で
途中で止められなかった❗
(バブル同様、、、ただただ走り抜けるしかない?)
時代の寵児となる
三人の女たち
(正確に言うと2+1)
サーフィンの波に乗るように
時代の一歩先を駆け抜ける雑誌を作る
イラストレーターやエッセイストとなる三人の女たちの人生は
なかなか衝撃的
(え?学生運動がなんちゃら…なんて時代は
女は結婚するまで○○を守るんじゃないの?!
男をとっかえひっかえ…ってそんな人いたの
)

とか
その時代に
『才能がある私がお金を稼いで、夫を養うの』
なんて人がいたの?
などと
私的にはけっこうな衝撃でした。
(私って想像以上に…古い女なのか??)
思わず、学生時代に読んだ
と比較する気持ちで思い出しちゃった。
私たちの青春時代と今とでは全く価値観が違うし
世の中の考え方もまるで変りました。
それでも
永遠に続くであろうこの話題。。。
女の幸せって何?
男性と違い
女性には出産するか否かという問題が人生の大きな転機です。
結婚するか否かより大きな問題だと思う。
いまでこそ
共働きという形が普通になっているけど
私たちの時代では
女は出産か仕事かどちらかを取るしかなかったなあ・・・・
などと思ったりしましたわ。
時代の寵児となっていた登紀子が
老後、ゴミ屋敷で熱中症になり救急車で運ばれたり・・・
実は生活保護を受けていたと分かった・・・
なんて結末は
結構つらいと思うババアでした。