日本画の教科書 山種美術館 | アイルは今日もやらかしてます!

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恵比寿に行ったのは、これを見に行ったのですわ。

 

日本画の教科書 山種美術館

 

 

ちょうど今のろのろ読んでいる小説に日本画が出てきたんでねえ・・・

ちょっと見たくなったし

 

招待券いただいていてそのうち行こうと思っていたら

いつの間にか開催期間も残り少なくなってた・・・・

 

 

 

そこそこの人でしたが

楽しめる程度の混み方・・・

 

唯一。。。

 

同じペースで廻る同じ年くらいの中年男性が・・・・

 

 

めっちゃフローラルの柔軟剤臭を強烈に漂わせていて

(花粉症の私だとくしゃみが連発するくらいにひひ

 

ちょっと迷惑だったけど、この方は奥様に愛されてるんだろうなあ・・・・

なんてひそかに思ってニマニマしてましたわ。

 

 

そして・・・とある絵画の前で

カメラで絵の写真を撮っている男の人がいたの!!

 

「え?!あの人写真撮ってるよ!!いいの?係りの人は注意しないの??」

 

 

と、そこに行くと

 

 

なんとその絵画だけ写真OK

 

(なんでだろ????)

 

 

なのでつい私も真似して撮っちゃいました。

 

 

 

 

 

蛾の写真なんてみんな見たくないだろうけど・・・・

 

ちょっときれいだったのよね~~

 

 

これに限らず、、、、

日本画って地味で暗くて平面・・・っていうイメージがあったのですが

(ごめんなさい!芸術方面が全く駄目な私ですので・・・)

 

この作品展の日本画たちは実に生き生きとした表現、、、、

3D?なんて思っちゃうくらい立体的な物

そして写真じゃないよね?とつぶやいちゃうほど精密だったり・・・

 

芸術音痴の私もかなり堪能してきました。

 

東山魁夷さんのものはやはり素晴らしかったし

菱田春草さんの『月四題』シリーズとか奥田元宗さんの『奥入瀬(秋)』とかが個人的には好きでした。

 

 

 

一番笑えた(?)のが

横山大観さんの『心神』という題の富士山の絵

 

妹と私は昨年富士山に登っていたし、私はすごく富士山が好きラブラブ!

 

なので

この絵を見た時に

(一番最初の写真にあります)

 

(富士山ってこんなにまっすぐなめらかな稜線じゃないのよね~~~~口笛

と偉そうに心の中でつぶやいたのだけど・・・

 

絵の説明に

『富士山を書いた絵は数多くあるが良いものはほとんどない。それは見たまま描こうとするからだ。自分の心で見た富士山の姿を描かなくてはいけないのだ』

みたいなことが書いてあって・・・

 

 

ゲッソリあせるあせる

 

ごめんなさい!あなたの心の中はこんなに綺麗にまっすぐなんですね笑い泣き

 

実際の富士山の稜線同様ボコボコゆがんだ心の私は大いに動揺したのでした・・・・

 

 

そんな動揺もありつつの。。。

山種美術館はそんなに大きくないし作品の数も多くはありませんが

やはりみっちり楽しめるなあ。。

 

 

おススメです