大嫌いだとかこの人と友達には絶対ならない！とか言いつつ
湊かなえさんの作品はほぼ全部読んでいる私・・・
宮部みゆきさんの作品同様、読み始めたら止められない・・・・
ぐいぐい小説の世界に引き込む力は半端ないんですわ。。。
（ただ読後感がかなり違うけどね。。。
）
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ユートピア
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湊かなえさんの小説は
切り口が斬新というのかな。。。
他の小説とは全く違う展開の仕方というのかな。。。。
(この方の文章を書く才能をありありと感じてしまう私ですわ・・結末が嫌いなんだけど・・・）
第1章第2章を読んで、、、
（あれ？？）
もしかすると、心がきれいな感じの小説になってるのかな。。。
そうだよね。湊かなえさんもベストマザー賞に選ばれるくらいだもの。
今までみたいな、心が醜い小説は書かないのかも？？
・・・なんてちょっとだけ思ってしまいました。。。
ただね・・・
この本の「ユートピア」という題字が
ちょっとかすれたような・・・印刷がずれたような感じになっていることが不吉な感じはしてたのよね。。。
（ですよね～・・・湊かなえさんですものね～～と改めて思いましたわ
）
人が持っている天使の羽・・・
それはひとつでは飛ぶことができません。
誰かと合わさって二つになった時に初めて飛ぶことができる。
皆の翼を合わせればもっと高くもっと遠くまで飛ぶことができる。
みんな、一つだけ持っている翼を合わせてもっともっと飛んでみませんか？
そんな提案に感動して泣いていた私は。。。
その後・・・
いつもの湊さんの作品同様。。。
めっちゃ落ち込ませていただきましたが、、、、
それでもかつてのように全く救いのない感じではなく
色々思ったり考えたりしつつ落としどころのある小説でした。
おススメです。