神奈川芸術劇場の太平洋序曲 を観てきました。
2000年の新国立劇場での日本初演時から
なぜかその時々の「事件」と重なる形で上映されてきたというこの作品
02年の米国公演では9.11
04年のブロードウェイ公演ではイラク戦争の争乱
そして6年ぶりにキャストを変えての再演で・・・・このたびの東日本大震災
何かあるのかもしれませんね~~
話は江戸時代末期
ペリーが開国を迫って来航し、日本の地面の上で大統領の手紙を渡す儀式を要求
一方、鎖国で外国人を土地に上げることのできない日本は奇策をとってやり過ごすが
結局アメリカ及び欧州列強国に一気になだれ込まれてしまう日本
「アメリカは来ていません」と言い張る幕府が
「メルトダウンは起きていません」と言い張る政府に思えて複雑な気分・・・・
日本は自然を愛する美しい国のはずだったのに・・・