こちらは
江戸川乱歩賞受賞作
殺し屋の営業術 野宮有
子供の頃から
特別な才能もなかった鳥井一樹だが
営業職についてから
どこでも異常なくらいの好成績を収め続ける人間になってた
営業に必要なものは『継続力』『外面の良さ』
そして……『空虚さ』
この三つだ
それでも……常に最高の成績を収めていても
あまりにも好成績を収めすぎて
周りから浮いてしまい
しばらくすると転職しなくてはならないほどの営業成績の毎日
そんな鳥井はある日
営業に行った先で
殺人犯たちと出くわし……そのまま殺されるところを
得意の営業トークで
殺し屋グループの営業担当として働くことになるのだが……
私もこのくらい営業トークができたら
まるで違う人生ができたのかなあ~~
なんて思うほど流れる営業トーク
そして次々に作戦を考えられる能力
この人、勉強も運動もダメだった
と言いつつ
人間力が高かったんだなぁ~~
この人間力の高さは
詐偽集団のトップになってる人たちもそうなんだろうなあ~~
なんてビミョーな気持ちになりつつ読み続けました
本の最初のうちは
ハラハラドキドキ
主人公の鳥井一樹を応援してたんだけど
後半のノリにノッた彼の行動は
私的には………………
皆さんはどう思うのかなあ~~
と逆に教えてほしいです
さすが江戸川乱歩賞受賞作の惹き付け力だよ

















