先週実家に戻った時に82歳の父親と近くの堤防で釣りをしてきました。

釣りは父親から教わりましたので当然父親も釣り好きです。

流石に82歳となると足腰、腕の力、視力も落ち、一人では釣りができません。

自分が一緒の時しかできませんので戻るといつも二人で出掛けます。

今回はアジ狙いです。

1700が満潮でしたので1500位に堤防に入り下げ八分の1900位まで釣る算段です。

釣り場は小さな堤防で岸から10mのL字型(釣り場は沖に平行な20m部分)の小場所です。

干潮時には海底が露出する程の浅さですが穴場です。

地元の一部の人に人気で、今回も平日にも係わらず既に4名ほど先にやってます。

かろうじて隅に入る場所がありましたのでそこで始めます。

ポイントは30m先です。

そこにコマセを撒きポイントを作ります。

仕掛けをセットして私が投げ込み、そこで父親にバトンタッチします。

仕掛けの回収でリールを巻くことと釣れた魚の取り込みが父親の担当となります。

面倒くさいことは私が担当するので父親にとっては正に”大名釣り”です。

私の役回りはつまらないはずですが、不思議なことに親子だからと思いますが魚が釣れた時のやりとりは自分がしているような感覚になるので全然苦痛にはなりません。

コマセが効きはじまるとウキがよく沈みますが、上手く合わせることができずなかなか釣れません。

あーでもないこーでもないと楽しい時間のんびりと過ぎて行きます。

やっと釣れた魚がフグだったりしますが、ポツポツとアジが五匹釣れます。

サイズは小さく15cm程度ですが、掛かった瞬間ウキをズボッと一気に水中に引き込み、左右に小気味良く走ります。

巻く時にバレたりもしますが、それはそれで楽しいものです。

そん中、ウキがゆらゆらと沈んでいきます。

これはアジの当たりではなく、クロダイのあたりです。

早や合わせはダメで父親を待たせます。

ウキが完全に見えなくなったところでブウンと大合わせをいれさせると竿は綺麗な弧を描いています。

”ちょっと大きい”と父親がつぶやきます。

”ゆっくりゆっくり慎重にと”と応援しますが、いなすことができずゴリ巻きです。

何で?と思いながらバレないことを祈ります。

他の釣り人の注目を一気に集めます。

なんとか寄せたところで光る魚体が見えます。

やはりクロダイで無事にタモに取り込みます。

サイズは28cmでしたので大きくはないですが、堤防釣りの人気ターゲットを釣ったことでヒーローです。

ちょっと自慢げな親子です。

この後は続かず鯖一匹と小メジナ一匹追加で終了となりました。

あと何回行けるかわかりませんが、いつまでも続いて欲しいものです。