さあ開始です。

なんとか狙ったポイントにはいれました。
緊張と走ったことでかなり心拍数があ
がっています。
たかかが趣味の釣りですが、ドキドキ感
MAXです。
この感じ堪りません。
7時から10時までの3時間勝負

仕掛けをセットします。
竿はオールラウンダー9.5mラインは奥
の流れの強いところも釣るプランから
メタコンポII 007 針は速攻S 5.5
4本錨で勝負です。

予選突破の目安は囮込みで5匹とみます。

開始のフォーンを合図に慎重にはな環
をとおし囮をつけ浅瀬の棚に誘導します。
入ったところで竿を立て、ゆっくりと
泳がせます。
根掛かりに気をつけながらフアフアと
泳がせます。
いい感じで泳いでいます。

暫くすると掛かりました下に入った人
ですが、これで鮎はいることがわかり
ました。
そしてその人は立て続けに2匹かけま
す。
開始30分もしないうちにほぼ予選突破
ラインです。
羨ましすぎます。
下見の時には掛からなかった場所です。
雨で少し鮎の付き場が変わったかもし
れません。
ゆっくり来た方ですが、その下もスペ
ースがあったので偶然そのポイントに
入ったのではなく見極めてそこを選ん
だと思います。
ポイントを選ぶ技術の差を感じます。

まだまだ時間あります。
焦る必要はありません。
自分を信じて集中します。
しかし1時間たってもかかりません。
そして痛恨の根掛かりでポイントを
つぶして回収です。
少し下に移動しますが、30分やって
もダメです。
決断して奥の瀬に入ります。
瀬といっても深さは膝上くらいの所
です。
おとりはローテーションの2回目で
すので少し浮きます。
1号錘をつけて一抱えぐらいの石に狙
いをつけます。
これでダメなら囮もへばりほぼ終了
です。
祈るような気持ちで操作します。

囮が流れに馴染んだ時、いい当たりで掛
かりました。
ちょっと大きいようで一気に下に走りま
す。
針が小さいので強引に抜くとスッポ抜け
る危険があるのでついて行きます。
この1匹はどうしてもとりたい。
慎重に抜きます。
お願いバレないでくれと祈ります。
願いも通じて無事1匹ゲット。
18cmの綺麗な鮎です。
激渋の中での1匹です。
苦しかった下見が報われた瞬間でも
あり予選突破がみえてきます。
あと2匹です。

同じような場所をせめます。
針は釣れたサイズに合わせてスピード6.
5号に変更です。
ふと下をみると深トロに入っていた元チ
ャンプも同じような所を攻めてポツポツ
掛けています。
さすがです。
本来こんな地区予選にいるような人では
ないので当然と言えば当然です。

でもこっちはその後は沈黙です。
残り時間は40分です。
焦りますが望みはあります。

一番最初のポイントに戻ることにします。

時間がたち水温も少しあがり活性があが
り釣れるのではないかと思ったからです。

釣れた囮もへばり気味ですがまだ泳いで
くれます。
集中して竿操作をします。
残り30分になったところで待望の当たり
で掛かります。
無事2匹目13cmをゲット
あと1匹です。

同じポイントを攻めますがかかりません
残り10分。
釣ってない所は足元の掘れた強い流れで
す。
下見ではかけ上がりで釣れました。
最後に残していたポイントです。

錘1.5号をつけて沈めてかけ上がりを
狙います。
残り5分になった時、当たりを感じライ
ンが下に走ります。
なりふり構わず着いて行き、下の緩いとこ
ろで抜く算段です。
下の人も頑張れと応援してくれます。
抜きますが何とエビでした。

恥ずかしすぎる。

あと残り数分もやりましたが終了の
フォーンです。

結果囮込4匹です。

2匹しか釣れませんでしたがやりきった
感はあり満足です。
激渋のなか私の技量ではよくやったと
思います。

予選は突破は難しいと思いますが可能性
はあります。

竿をしまい爽やかな気持ちで検量に向か
います。