王道を征くヒーローもの。当たり前すぎ。

 

キャラデザ良し、ストーリ展開も良し、異能力&スタンドも全開。敵キャラも憎々しくて良し。「友情・努力・勝利」も健在。内容があまりに清々しくて、俺みたいに大人の汚さが染みついた身には眩しすぎるぜ。

 

途中キャラの深堀で、どんだけ悲惨な境遇なんだという描写から性格を捻じ曲げた敵キャラに、とことん正義キャラから説教が始まる。なんだか正論すぎて年寄りの説教ぽくて見てて恥ずかしくなるくらい。

 

ヒーローってこんなもんですよね、っていうくらい王道。ヒーロー側はきれいごとばっかりで、かえって噓クサくなっている。敵キャラのボスのほうがしっくりくる。正義と悪とのバランスって難しいですね。

 

それにしても、最後のほう引っ張りすぎ。話が冗長すぎてだるくなってきている。で最後の最後にアマラリルクたちがでてきて悪だくみをするところでエンド。原作ありだからしかたないけど。ツィベタちゃんの話もいいんだけど、結局良い人だったね。やっぱり正義が噓くさくてなんともつまらない終わり方。