全人類の未来を左右する重たいテーマのアニメだ。少子化どころか、未来の人類の絶滅を暗示して、絶滅危惧種となった主人公をめぐる(おそらく本当は)ドラマが展開する₍はずだ)。

『パンデミックによって全人類がED化した世界で、唯一ED化を免れた特別な存在となった男子学生・一樹。その事実がバレれば一生モルモット生活…?秘密を守るため転校したのは、女性だらけのハーレム学園。さまざまな女性に囲まれた一騎の学園生活の行方は…?』

 

まあ、身も蓋もないクソエロアニメだが、実は電子コミックでなんとなく読んでしまってネタが割れている。重たいテーマのわりに、単にサカリのついた主人公がクラスメイトや先生たちとセッ○スやりまくるという単純なおはなし。「終末のハーレム」が男性が死滅して精子の絶対数が不足したなかでの、男子の奪いあいだったが、こっちは主人公以外EDという設定。どちらも、未来の人類の存亡をかけた重たいテーマだから、ゴムなしでSEEDを畑にまき散らすのは当たり前の前提。ナイスバディの先生、オカッパのメガネ生徒会長、ショートカットの長身ツンデレ、金髪の小柄な財閥令嬢。先生だけは、まだ男性がED化する前に散々男アソビをしていた性体験経験者で、あとの3人はいちおう処女設定(のはず)。

 

1話目はクラスメイトのメガネとヤルというオーソドックスな流れだったが、2話目は担任のナイスバディ教師に土下座されて「してください」と言われてセ○クスするという果報者。3話目はツンデレのクラスメイトにEDをバカにされて、逆切れして屹立した男根を見せつけて、クラスメイトにお口でご奉仕されるという展開。4話目は財閥令嬢のクラスメイト相手に。「勃起したこんなの、本当に入るの?」ところで、この令嬢、ゼッタイ処女のはずなのにちょっと状況おかしくね?5話目は学校のトイレでトイレで。「わたしは、あなたの性欲処理担当よ。」でも発射寸前で授業開始のチャイムでおあずけ。6話目は、ツンデレと大人向けの薄い本を買うところから、お互いに欲情があふれ出て、二人でマンガ喫茶にて。「すごい、コイツ締め付けてくる。」7話目は女子陣4人と海辺へ。更衣室でツンデレと財閥令嬢相手に「おまえはオナホがわりだ」と中出し。8話目は、そのまま温泉旅館でお泊り。デフォルトの混浴風呂でまず、先生とメガネの2人相手で。「先生の中、勝手に動いてくる。」その後は、残り二人が部屋で「次はわたし」状態に。

アニメは8話で終わるわけだが、これ以上は展開のしようがないわな。結局は同じ事の繰り返しなんで。とりあえず女子全員とヤレたわけで。よかったね、アダムくん。

 

この作品はオンエア版がなんか物足りないと思っていたら、プレミアム版というのも存在する。”挿入シーンがない”オンエア版3分と"挿入ある”プレミアム版6分。行為の「ある・なし」で3分間長くなるという違いがある。コミックでは「ぐちゅぐちゅ」とか「びちゃびちゃ」とかピストン時のイヤラシイ音ががあふれていたのだが、アニメで挿入時の効果音はムリ?というか咥えたり腰振ったりするシーンはムリ?と思っていたら、プレミアムでは大丈夫、そこまで再現されている。アニメになれば、結構ダイナミックになってるのがさすが。ただし、行為ありでも「モザイク」が入り、全部が御開帳されているわけではない。普通に考えたら、こんなの地上波で放送できるわけがない。

 

と・こ・ろ・が。世界は広い。

プレミアム版「ノーカット」ver.が世界アニメサイトにアップされていた。 要はプレミアム版でモザイクないver.。もちろんアソコがバッチリクッキリだし、挿入シーンも効果音入りですごいもんだ。で、フィニッシュもちゃんとヒロインたちに注ぎ込まれた白濁液が彼女たちから溢れてくるし、高校生の旺盛な性欲で、ヒロインたちが局部を見せてきて「挿れてみたくない?」と自分のアソコをひろげますしおすし。「さっき出したばっかりなのに、もうこんなに・・・」的にこれでもか、と描かれている。少なくとも、セリフは日本語なのだが、英仏独中韓語以外の見たこともないどこかの国の字幕がついている。世界には素晴らしいモザイク処理職人がいるんだな~。もちろん作品タイトルやOP,ED曲はカットされているから、この作品を知らない日本人やアニメに疎い外国人がみたら全然なんの作品かわからんようになっている。

 

声優さんたちは名前の知らない人ばかりで、女優さんがすっごい声で喘いでいる。でも、もしかしたら結構名前の売れている人が別名義でアフレコしてたりして?やはり声入りはコミック以上に臨場感あふれているな。オンエア版はしょうもないが、プレミアム版をノーカットで見ると、それはそれなりに興奮してしまう。キャラデザが、結構ツボに入っている。作画もアップがあったりして、かなりチカラが入っている。腰の動きもうまく表現できていて、動画としてもレベル高いし。金がかかっている感じだな。

 

※ほかにも、どこかで見たようなメジャーな作品のサムネイルもあった。当然、エッチな作品ではなく至極真っ当な作品で、みんなが知っている可愛いキャラクタがでてくるものだ(作品によっては、それらしい振る舞いがあって、ちょっとエッチなシーンがあったりとかする程度のもの)。そのヒロインたちのセッ○スシーンの連続なのだ。これには、本編もうまく配合されていて、「あ、これ見たことあるシーンだ」(例えば放課後の教室でヒロインと主人公がいてるとか、二人で買い物に出ているシーンとか)の次に保健室やラブホのシーンがつなぎ合わされて、二人がセックスしているシーンになる。もちろん、モザイクとか無粋なものはなくて、広げられたアソコとか、屹立したアレとか、お口で奉仕とか、ぐちゅぐちゅと挿入されてたりとか、がきっちりと描かれている。なんていうか、作画的に違和感がないので、「え?コレって、ホンマモン?」ってなってしまう。いわゆるMAD作品になるのだろう。だが、ベラボーに作画とキャラデザと動画の編集レベルが高いので、オリジナルの作品と遜色なく感じる。圧倒的な完成度なのだ。謎の光線レベルの話ではない。行為時のセリフ回しや喘ぎ声は、たぶん別のエロアニメのアテレコを入れているのだと思う(そこだけ女声優さんと声質がかわるので)。時間的にもとても短くて、つまりは可愛いあのキャラクタがセックスしているシーンだけなので、前後の脈絡とかストーリとかない。それでも、やっぱりあのヒロインが普通にクラスメイトとセックスしているというだけで、どんだけテンションあがるんだ、という感じだ。どういう作品があったかというと、「主人公一人に複数の美人ヒロインが絡む作品」「コスプレ大好きなヒロインが主人公の部屋等でコスプレしてる作品」「スパイもの」等々。いや、もうびっくりしたわ。世界のエロに対する執念はすごい。当然、日本語のアフレコだが、字幕がどこの国の言語かわからんけど。

 

ジャパニメーション万歳。