The Beatles / Rubber Soul
PMC-1267 Mono
Ⅰ.XEX 579-1 / XEX 580-1 ①4-RM②1-G "ラウドカット"
Ⅱ.XEX 579-1 / XEX 580-1 ①6-TA②6-DA "ラウドカット"
Ⅲ.XEX 579-1 / XEX 580-4 ①3-MT②4-GRG "ハイブリッド"
Ⅳ.XEX 579-4 / XEX 580-4 ①4-ADO②9-AAA
PCS-3075 Stereo
Ⅰ.YEX 178-3 / YEX 179-3 ①3-OH②3-OL "2Box-Gramo rim"
所有レコードは5枚。どんだけ好きやねんて。
レーベルはモノラルがY&B ステレオが2box。
ジャケットは、Ⅳ.が「Ernest J Day & Co.」で残りは「G&L」製。
「ラバーソウル」は一番好きなアルバム
実はこの他にあと2枚モノラルを所有していたが、金欠のため泣く泣く手放したことがある。でもその後また購入してしまう、コレクターの悲しい性である。
さて「ラウドカット」だが盤固有種があるようで。所有2枚でも聴こえ方が違う。どうも我が家のチープなオーディオでステレオ針では上手く鳴らせないようだ。「これぞ!」といった盤に出会えてない。
歪みが大きいかといえばそうでもなく、マトリクスナンバー4と比べても「言われてみればそうかもしれない。」レベルだった。ただしあくまで僕の耳なので、モノラル針でそれなりのオーディオで鳴らせばまた違って聴こえるかもしれない。
マトリクス4は、ラウドカットと比べて迫力不足と言われるが結構各楽器の音やボーカルがきっちりと聴こえる印象だ。かなりのレイトプレスなのでその関係もありそう。別場所で聴いたマトリクス5はもっとおとなしく感じたが。
ガイド本などによるとマトリクス-1 は、ヘイズ工場からクレームが来てすぐにマトリクス-4に変わったそうだが、とにかく売れるモンは売っちまえ!で相当数のマト-1レコードが出回ったようだ。僕の所有でもかなりマザー・スタンパーが進んでいる。
所有の「1/G」はプレス最初期のトップナンバーだ。手に入れた時は狂喜乱舞したが、とんだ食わせもんだった。まずジャケットがなんだかボロボロでところどころコーヒーのシミみたいなのが点々としている。嫌な予感がしたが気を取り直して、レコードを検盤。すると、盤面がとにかくキズだらけなのだ。いやもうゲッソリしたわ。もうすでに買ったことを後悔しながらB面から再生すると、すぐに。
とんでもないノイズが。プチプチというよりもバチバチ。途切れなくバチバチ。ノイズまみれからリンゴのとぼけたボーカルが聴こえてくる。盤はマトリクスナンバー1の「ラウドカット」だがノイズもそれ以上に「ラウド」だった。
さらにきわめつけが「針飛び」。ジャンプしました。半分以上「針飛びするやろなぁ、」と諦めていたが、やっぱり飛んだ。心折れましたわ。針が折れる前に心が折れましたわ。
購入時に「驚愕のプライス」との触れ込みで諭吉さん3枚でお釣りがきたが、やっぱり安モンはアカンね。別の意味で「驚愕のレコード」やったわ。
ステレオ盤は、2boxながらチューブカット。こちらはノイズも無くてとても綺麗に聴こえてくる。デジリマ前の昔ながらのオリジナル「泣き別れ」ミックス。学生時代は、国旗盤しか聴いてないので馴染み深い。
※追記~ 「ラウドカット」であるが、出音が大きいのもある。というより、入力がオーバーロードしてる感じがする。昔FMラジオをカセットデッキで録音する時に、レベル調整に失敗して入力大になったような感じに似ている。