カーマン宅近くには、お気に入りのバーバー(床屋)があり、ロシア国籍の体のでかいマイクが、10ドルでいつも散髪してくれた。
温厚な性格で、丁寧にもみあげをスパニッシュスタイルに仕上げてくれる。
バリカンの技術は、日本とは全く違い、こちらもかなりレベルは高い。
バイト先もロウワーイースト、イーストビレッジに集中していたため、歩いて全ての行動ができた。
学校へは、ビザキープのために形だけ所属しており、ほとんど行くことはなかった。
最低限の出席日数だけは、押さえておいた。
ミッドタウン(タイムズスクエア)近辺には、ほとんど行くことはなかったので、地下鉄定期券(メトロカード)を80ドルも出して買う必要はなく、アメリカに来て初めて自転車を購入した。
坂道の少ない、ニューヨーク、レキシントンアベニュー沿いの夜の街を、チャリで爽快にぶっ飛ばし続けた。
続く
