選曲は、「スタンドバイミー」。
今まで何回も歌ってきたのに、この時ばかりはさすがに声が震えた。

日本では迫力で押せた曲も、ここではしっかりした発音でないと通用しない。
すごく丁寧に歌うように心がけた。

うまく歌おうとかよりも、気持ちを込めた。


審査結果...

まず、絶対合格するだろうと思った黒人の女の子が落とされる。

次にもう一人、白人女性。


そして、ラテン系男性と自分の一騎打ちになった。


審査員からもう一曲歌ってほしいと言われ、Siscoの「Complete」を歌った。

全然練習していなかったが、これは迫力で押し切った。

そして...

黄色い合格用紙をもって扉を出たのは何と、自分だった!

その瞬間、多くのカナダ人がスタンディングオベーションで出迎えてくれ、「お前、日本人なのによく合格したな!」と割れんばかりの拍手を送ってくれた。

きっとマグレだと思うが、日本人唯一、一次審査を合格することができた。