待ち望んでいた今日のニュース | 夢をかなえるために

夢をかなえるために

元JALCA、元アイザック講師による自宅教室のアットホームで小さな個人エアラインスクール。
繰り返し面接練習をすることで自分では気づきにくい長所を丁寧に見つけ、良いところをぐーん!と伸ばすレッスンで合格に導きます。

数年前に

ある養護施設にたくさんのランドセルが贈られました。

差出人の名前はタイガーマスクの主人公にちなんで

「伊達直人」さんになっていたというニュースが話題になりました。


その運動はその後、全国に広がり

各地で優しい「伊達直人」さんが現れて

辛い状況にいる子供たちにランドセルや文房具などが届けられました。



その発端となった最初の「伊達直人」さんは今まで決して姿を現しませんでしたが


今日、その姿を現すというニュースを数日前に読んだ日から


こんな尊い行いをされる方は、どんな方なんだろうと思っていました。



今夜9時のNHKニュース


トップニュースは伊達直人さんの映像でした。


やるなあ!NHK

さすがです。


伊達直人さんがスピーチをする姿に涙が出ました。


横でottoが「あんた、何泣いてんだよ。。。」と。。。言いながら彼の目にも光るものが。。。


きっとこの映像をご覧になった多くの方が涙したのではないでしょうか。


日本の子供の貧困率はOECD加盟国の中でも最悪レベルです。


その数300万人以上


日本の子供の6人に一人が貧困状況にあり、栄養は主に給食で取っているという報告が

昨年、厚生労働省から出されました。



視野を広げなければなりませんね。


自分のいる環境だけがすべてではないということ。


大学に進学できて、食べることに困ることなく

自分の夢に向かって就職活動ができることは当たり前ではありませんでした。



日本の未来を担う子供たちが今、困難に直面しています。


私はこれまで森林や自然に目を向けてきましたが、視野を広げなければいけない。


痛切に感じた今夜のニュースでした。


私は古いタイプの人間ではありませんが、

そんな私でも感じること。。

最近は自己中心的な考えをする人が増えているように感じます。。。


もっともっと自分の周りの弱きもの、小さきものに思いやりを皆が持てる社会であってほしい。

昨今、欧米で広がるナショナリズムはこの考えの反対を行くものだと思います。

自国がいいなら、それでいい。ではなく視野を広げて人類の未来、地球の未来を考えていけたらいいなと思います。


先進国で売られている美しいお花の影で干上がるアフリカの湖があるのです。



「伊達直人」さんは(本名は河村さんとおっしゃるそうです。)

子供時代、深刻な貧困の中にあり、ランドセルが買えなくて

風呂敷や新聞紙に教科書を包んで学校に通ったそうです。



子供を支援する動きがさらに広がり

自分のような悲しい思いをする子供がいなくなるようにと願って

今日、実名を公表し、メッセージを伝えることにしたそうです。


スピーチの中で


「すべての子供は、笑顔でいるために生まれてきた。

そして周りの人を笑顔にするために生まれてきた。


すべての子どもたちへ

 生まれてきてくれてありがとう。

健やかに成長してくれることを願っています。

これからもがんばってね。」


とおっしゃっていました。