近年、高速道路で工事による車線規制が多い。
2車線から左1車線への合流時のこと
左車線にいた私の前の車は名古屋ナンバーのハイエース。
右後方からぶっ飛んできて
私の右斜め前まで来て、
名古屋ハイエースの50cmくらい前までノーズを出した横浜ナンバーのフォルクスワーゲン。
50m先で車線が無くなる右車線の横浜ワーゲンが、
左車線に入ろうと名古屋ハイエースの前に割り込もうとする。
が、
名古屋ハイエースは割り込ませないために
前の車にピタリと張り付く。
それでも横浜ワーゲンは割り込もうとねじり寄る。
名古屋ハイエースは左に車体を少し寄せ逃げるけど
前の車と車間を絶対変えないで割り込ませない。
ぜったい何が何でも譲らない。
両者の横車間はもう30cm、
このまま横浜ワーゲンが割り込み行為を続ければ
名古屋ハイエースが横浜ワーゲンの左側面.前部分に接触することになる。
この場合の過失割合はどうなるのだろう。
まあ、そんなことはどうでもいい。
ギリギリの攻防。
結果
本線側にいる名古屋ハイエースが割り込みを阻止しきった
私は
横浜ワーゲンを前に入れた。
模範を示すべく職業ドライバーだからね
でも
横浜ワーゲンからは
アリガトウの合図(ハザードやジェスチャー)は無かった。
さすがである。
後ろからぶっ飛んできてギリギリで強引に割り込みしようとし続けた横浜も横浜だけど、
(ファスナー式合流には一理あるが、”入れろ!”と強引な姿勢は身勝手だ。)
絶対に他人に道を譲らない名古屋も名古屋である。
(以前も書いたけれど愛知県のドライバーは道を譲らない人が多い。この姿勢じゃ事故が減らないのはあたりまえだと思う。)
数字が示していること
国交省中部地方整備局資料
https://www.cbr.mlit.go.jp/meikoku/activity/safety/pdf/05_019.pdf
読売新聞
官僚とか有識者と呼ばれる人に多いようなこの分析、
机に座って考えてるだけの分析だと思う。
年間10万キロ近く全国各県を走っている現場の自分が感じるところはそこじゃない。
結論 思いやり運転。
事故で悲しむ人がいなくなることを望みます。