こんにちは、統一地方選挙の最終日となりました。
私の地元の「渋谷区」は定数の倍以上の60人を超える候補者が出ており、おそらく日本一の激戦になっています。
60人以上もいると一体誰に投票したらいいか分からない、迷ってしまうという方も多いかもしれません。
そんな中で、渋谷区議会において欠かせないと私が思う候補者を紹介させてください。
森田ゆきさん
渋谷区議会議員として2期目の挑戦をしている森田ゆきさんは、10代の2人のお子さんを育てている母親であり、ミドル世代女性として、当事者目線から政治に取り組んでいる議員です。
私とは2つの政策でこれまで連携して動いてきました。
若者の性と健康を支えるセーフティネット「ユースクリニック」
私が生まれ育ったスウェーデンでは、13歳から20代前半の子ども・若者が安心して利用できる公的医療機関「ユースクリニック」がありました。医師・看護師・助産師・カウンセラーが相談や検査・治療をしてくれるほか、ユースに向けた正しい情報発信をしている機関です。こういう場所が日本にはまだないことから、一昨年から都議会で取り組んできています。
森田さんは、もともとミドル世代として、更年期特有の身体の変化に伴うサポートや、性の知識不足によるリスクなどに取り組んでおり、性教育の拡充等についてワークショップを開催するなど、一緒にこの分野について考えてきていました。
一昨年小池都知事に要望をして、昨年は東京都ではユースが性や健康のことを相談できる「わかさぽ」が立ち上がりました。電話とメール相談に加えて月2回東京都各地で実施中です。
常設のユースクリニックを、渋谷区に実現するために森田さんとはティーンの皆さんの意見も伺いながら今一緒に動いております。
自身の「性」と健康に向き合えることは、生きることそのものを大切にすることであり、ジェンダー平等にも寄与していくとともに、ウェルビーイングにとって重要です。
森田さんの選挙活動を応援している中にはユースがたくさんいて、街頭で話を聞いてみると、こういうった政策にすごく共感していることがわかりました。
森田ゆきさんと一緒の街頭演説会で、若者たちがたくさん応援にきていました。7分30分あたりからユースのお声を聞いてみてください。
落書きさせないインクルーシブアート
300人以上のスペシャルニーズ(障がい)のある人ない人で一緒に制作した巨大アートウォール「渋谷みんながつながるインクルーシブアート」です。
こちらの動画を見ていただけると全貌と経緯が分かります。
森田さんは、区議になる以前から「落書き消し」をボランティア活動で続けてきましたが、区議になってから渋谷区におて「落書き消し事業」を立ち上げました。
落書きを消去しても繰り返し描かれる場所は、アートを施すことによって再犯を防止ができると教えていただきました。アーティストが独りで描くよりも、その地域の多くの人が関わるほど、その場所へ向けられる「目線」が増えることによって、落書きされにくくなるのだそうです。
それを聞いて、だったらインクルーシブなアートを実現したいと、森田区議のお力と、障害者団体連合会の相談役である薬丸義人区議のお力を借りて、1年かけて準備をし、200mあるアートウォールが実現しました。
(左から私、森田ゆき区議、薬丸義人区議)
渋谷みんながつながるインクルーシブアートの詳細はこちら
薬丸義人さん
4期16年の実績がある薬丸義人区議会議員は、先ほどの「インクルーシブアート」で一緒に取り組みました!
渋谷区障害者団体連合会の相談役を務めているほど、渋谷区に暮らすスペシャルニーズ(障がい)のある方々から絶大なる信頼をされている人です。薬丸さんのおかげで、渋谷区のスペシャルニーズのある多くの方に、インクルーシブアートの制作にご協力をいただけました。また渋谷区障害者団体連合会のメンバーの作品も多数ウォールアートに展示されております。この活動を通じて、「私たちの存在を、外の世界に知ってもらえた」と喜びの声などもいただけました。
薬丸さんと、今後もスペシャルニーズのある方々と共に様々な街の活動を一緒にしていけたらと思っています。
福祉分野の専門家
私自身もダウン症のある子を育てているママ議員だからこそ、痛切に感じていることがあります。この分野の政策は「強い想いを持ってて、制度設計に詳しい議員」でないと、きめ細やかに政策に取り組むのが簡単ではないということです。
福祉は制度設計が非常に複雑で、福祉事業者や利用者が「困っていること」を正確に把握するのは、丁寧に寄り添い続けることや、専門性がないとなかなか簡単ではないなぁと感じています。
薬丸区議はその点、渋谷区の福祉分野に無くてはならない議員でいらっしゃいます。
(恵比寿のプレーパーク前で。PLAYの米国手話をしています)
障害児の政策では、渋谷区のぴあキッズが「児童発達支援センター」にようやく今年度機能拡充されることになったほか、「保育所等訪問事業」も本格実施が開始されました。(学校への支援も今後進めていただきたい)家賃が高い渋谷区ならではの課題ですが、放課後等デイサービスが圧倒的に足りていないこともあり、現在、医療的ケアのあるお子さんも含めて通える通所施設を増やすために具体的に動いています。
それから区役所って、あちこちの窓口を巡らされる経験ってございませんか?「役所仕事」なんて表現があるくらいで、役所に行くと半日くらいが棒になる経験が私にもあります。それが今年度からは「福祉のワンストップ窓口」を渋谷区で令和5年に実現してくれました!
薬丸義人さんとの街頭演説
渋谷の安心安全のまちづくり
実は薬丸さんが長年提案してきた「青色パトロールカー(通称ハチパト)」が今年度実現することになりました!24時間体制でハチパトが渋谷の街をパトロールをします!
ハロウィンやスポーツの世界大会などの時に、渋谷駅周辺には多くの人が集まり危険であったり、コロナ禍では外飲みが定着してしまったこともあり、渋谷の街の安全安心をより一層守っていく必要があると感じていました。
12月の都議会では警視総監に対して私も質問をさせてもらったところでした。警視庁としては例年以上の警備態勢でハロウィン等の警備をしていることを確認したところです。
しかし日常的に見守る体制については、東京都のあちこちの部署に掛け合ってみたのですが難しいことが判明しました。渋谷区が独自で動くしかないとのことだったので、こうやって渋谷区が素早く動いてくれたのは本当に重要だと思います。
伊藤たけしさん
神薗まちこさん
私がオススメする4人の候補者を紹介しました。
本当にやる気があっていろんなことを考えている候補者が各地域にいらっしゃると思います。ぜひご自身の住んでいる地域の候補者について知っていただいて、ぜひ投票に行ってくださいますようお願いします!