原宿で寄付する文化を推進している「SubaCo」でトークイベントさせていただきました。(参加費用が寄付される)毎週木曜は杉山文野さん手塚マキさんがモデレーターで「ダイバーシティ」がテーマ。今回は「ダウン症について」ということで、お声がけいただきました。


(ひなちゃん)



夜7時半からのイベントなのに子連れで遠方から駆けつけてくれた方々や、お子さんを預けてきてくれたママたちもおり、とてもありがたかったです。息子のニコも友だちと遊びながら待ってくれました。


(鏡で盛り上がるニコ)



杉山文野さんは、説明するまでもないですが、昨年は15万人が参加した「東京レインボープライド」を主催し、LGBT(性的マイノリティ)に対する理解促進の啓発やカルチャーを牽引してきた方です。こんな風にトークをするのは初めてでしたが、楽しかったです。

杉山さんはLGBTから、私はスペシャルニーズからの観点でお話をしましたが、異なるところもあれば、通じるところもありました。いずれにしましても「ダイバーシティ&インクルージョン」の広がりがあるお話ができました。来場者の方々も、熱い想いを持っている方が多く、いろいろと意見交換できました。

歌舞伎町を新次元の文化発信地としてきた功労者の手塚さんからも、鋭い質問をいただきました。同じ興味関心がある人たちだけが集まって話すより、いろんなバックグランドのある人が集まって話すことの楽しさと意義をあらためて感じました。

このような機会をくださり、ありがとうございました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。



余談ですがー

今では日本全国に広がりつつある「同性パートナーシップを認める条例」ですが、その発祥は、原宿で杉山さんと長谷部区長(当時は区議)がgreen bird活動としてゴミ拾いを一緒にしている途中の会話のなかから生まれたのだそうです。杉山さんがゴミ拾いしてなかったら、日本でのこの潮流はなかったのかもしれないのです。奇跡!

東京都では来月に「東京都人権条例」が施行され、LGBT等性的マイノリティに対する差別が禁止されます。

しかし都内には同性パートナーを認める自治体と、認めていない自治体があり、住んでいる場所によって待遇が違うという実態があります。意図的な差別ではないにしても、不都合な差です。わざわざパートナーシップを認める区に引越しをしてからパートナー登録をして、その証明書を元に同居するための住宅を探すという大変な想いをしている方々もおられます。

東京都全域でパートナーシップが認められるように働きかけていきたいと思っています(宣言)