とても嬉しいご報告です。

 

私の地元の渋谷区ではLGBTなどの性的マイノリティに対する先進的な取り組みがなされています。

 

 

一方、東京都では啓発活動はしているものの、きちんとした取り組みがなされて来ておりませんでした。

 

昨日の都議会で、都民ファーストの会を代表して山内政調会長が、LGBTに関する質問をしたところ、

都知事から「条例化に向けて検討するよう指示した」との答弁をいただきました!!!

 

 

満額回答というか、プラスアルファー回答だと思います!!

 

東京都でしっかりとした条例ができれば、

全国に動きが広がっていくに違いありません。

 

これが実現されるように、しっかりしっかり、やっていきます。

 

 

昨日の議会の動画アーカイブはこちらから見られます。
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/reg2017-4.html

 

 

また該当部分の議事録を書き起こしましたので、ご興味がある方はスクロールしてお読み下さい。

 

<12月7日(水)都議会 代表質問>
■都民ファーストの会 山内晃政調会長■(動画の該当時間0:10:30)
 

 『人種や肌の色や国のルーツによる差別に関してのヘイトスピーチや、LGBTなど性的マイノリティへの差別が国際的にも課題になっております。人種や国籍による差別的発言や行為はオリンピック・パラリンピックでは厳しく規制をされております。またソチオリンピックでは、ロシアのLGBTへの対応(反同性愛法)により、アメリカやEUの首脳がオリンピックの開会式を欠席するという事件も起きています。
 オリンピック憲章では、人種・肌の色・性別・性的指向・言語・宗教・政治的まはその他の意見、国あるいは社会のルーツ、財産、出自、その他の身分などの理由による、いかなる差別もなくすこととされています。
 特に2020大会開都市である東京にとって、このオリンピック憲章をしっかりと実現することが、小池都知事が提唱する「ダイバーシティ東京」にも資すると思います。そこでオリンピック憲章の精神を実現するための取り組みについて、都知事の見解を伺います。』

 

■小池百合子東京都知事■(動画の該当時間0:58:34)
 『オリンピック憲章の精神を実現するための取り組みについてのご質問でございます。2020東京大会を成功させるためには、外国人はもとより、女性も、男性も、子どもも、高齢者も、障がいのある方も、LGBTの方なども、誰もが希望を持って生き生き生活ができ、活躍ができる都市すなわち「ダイバーシティ」を実現しなければなりません。
 都はこれまでも、ダイバーシティをテーマとした大型人権啓発イベント「ヒューマンライツ・フェスタ2017」や、人権週間行事、さらには東京都人権プラザでの啓発などを通じまして、あらゆる差別を許さないという人権意識が広く浸透した社会の実現に向けて、取り組んでまいりました。
 オリンピック憲章の考え方は、ダイバーシティの実現に資するものであります。このため、そこで掲げられた理念を、東京の街の隅々にまで行き渡らせ、都民の皆様と意識を共有するために条例化に向けた検討をするように指示したところでございます。今後オリンピック憲章の精神を東京で実現していくため、より一層取り組みを推進してまいり、都民の皆様とともに、多様性が尊重され、温かく、優しさに溢れる都市を作ってまいります。』