こんにちは、

熊本での震災に心を痛めております。


記者として働いていた頃

災害などの取材をさせていただきましたが、

避難所などでの生活は

精神的にも肉体的にも、想像を絶する過酷さでした。

特に小さい子供を抱えている家族や、

病気など健康に不安がある方

ご高齢の方たちにとっては

ご負担が大きすぎる生活だと思います。

一刻でも早く、安心して安らげる場所が戻ってくるよう

心から祈っております。

募金などがネットでも簡単にできるようですね。

http://news.yahoo.co.jp/story/151


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さて、先日のTBSの放送を受けて

前回のブログ投稿で少し訂正をさせていただきましたが

もう少し訂正をさせていただくとともに

お詫びをさせていただきます。


チューリップ赤「ベビーサイン」についてチューリップ黄

番組では私とニコがコミュニケーションに使っているのが

「ベビーサイン」だと伝えられておりました。

しかもDS SMILE CLASSでもベビーサインの

教え方などをシェアしているとなっておりましたね。



「ベビーサイン」は

日本ベビーサイン協会の登録商標です。


http://www.babysigns.jp


日本ベビーサイン協会の皆様にとっては

関係のない部外者の私が

いきなり「ベビーサイン」を使って

教室を開催していると思われるような放送内容に、

驚くとともに、迷惑に思われたのではないかと

心苦しく思っております。


「ベビーサイン」は日本ベビーサイン協会が

認定した方のみが教えることができるものです。



私はベビーサインの教室に

1度だけ体験で参加したことがあるだけですので、

当然、ベビーサインを教える資格はありません。

そして過去のブログを確認していただけると

分かるかと思いますが、

一度も「ベビーサイン」をうたったことはありません。


テレビでいきなり「ASL」と言うと

一般の視聴者には分かりにくいと思い

「ベビーサインとして知られているものと

同じようなものですよ」と話しました。

その後、番組の制作者に

「ベビーサイン」が登録商標だと

お伝えしなかったため

今回のような誤解を招く内容になって

放送されてしまいました。

私の説明不足によるものです。


本当に、重ね重ね、

日本ベビーサイン協会の皆様に

お詫び申し上げます。


それなのに日本ベビーサイン協会の理事長さまから

すごく心優しい内容のメッセージを頂きました。

とても感激いたしました。

この場をお借りして、改めて感謝をお伝します。


ブログには以前から書かせてもらっているように

私が使っているのは

American Sign Language(ASL)

アメリカの一般的な手話です。

アメリカの療育現場では、ASLが使用されています。


これも以前からブログで書かせてもらっていますが、

私は大学でASLを1年間学習しましたが、

公にASLを教える資格などは持っておりません。


ただニコを育てるにあたってASLが

信じられないほど役にたったので、

クラスに来てくださるご両親たちに

私が実践したサインを取り入れた育児の方法を

シェアさせてもらっております。


DS SMILE CLASSでは、ASLだけではなくて、

私がアメリカの療育情報として知っていることや

役立ったことを、幅広くシェアしております。



さて、ここで、多くの方が

ASLとベビーサインは何が違うの?

と思われていることだろうと思います。


私の理解している範囲でご説明いたしますと、

「ベビーサイン」は元々アメリカからやってきました。

こちらがアメリカのBaby SignsのHPです。

http://www.babysignstoo.com

アメリカから来ているので、

「ベビーサイン」で使用されているサインは

基本的にはASLがベースとなっていると思います。


ただ、ASLは純粋な手話なので、

元々は耳が不自由な方たちが使用しているものでした。

その手話を、まだ言葉が話せない乳幼児と

コミュニケーションをとるために使い始め、

その教え方などをメソッドとして開発したのが

Baby Signsなのだと思います。


そのメソッドが

あまりに素晴らしい効果を生んだため

今は世界各国で注目されるようになったわけですね。


ですのでASLはただの言語なのですが、
(英語とか日本語とかと同じです)

Baby Signsはその教育方法などを含めた

メッソッドということになると思います。


そのメソッドを、日本に住む子供たちが

楽しめるようにしてくださったのが

日本ベビーサイン協会の「ベビーサイン」

なのだと思います。

(これは私の理解なので、
詳細は日本ベビーサイン協会に
お問い合わせくださいね)



ダウン症のある子供にとって

視覚的な「サイン」が非常に有効であるということは

アメリカの療育現場では常識となっておりますし、

先日お伝えしたイギリスのSue Buckleyさんも

サインが重要だとおっしゃっています。

しかし、残念ながら、日本の療育現場では

今のところサインは

積極的には使われていないようです。



日本にいながら独学でASLを学習し、

「英語」から「日本語」に

自分で変換していく作業は

子育てに奔走している親にとっては

かなりハードルが高いかと思います。


ですので、サインを赤ちゃんに教えることに特化した

「ベビーサイン」はすごく良いと思います!

日本全国でお教室があるみたいです。

↓ ↓

http://www.babysigns.jp/classroom/class_babysign/


ダウン症のあるお子さんを育てているお母様が

講師やアドバイザーとしても活躍しているみたいなので、

そういう教室を探すのもいいかもしれませんね。


以上、大切な訂正とお詫びでした。


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このブログでは、

ニコの母親として書いているのであって、

私がどんなことを過去にしていたかというのは

関係のないことなので触れてきませんでした。


バラエティ番組に出るにあたって

私が過去にアナウンサーをしていたことが

大々的に扱われていましたが、

もう「穴があったら入りたい」です。


だって、もうそんなの、大昔のことですものあせる

アナウンサーを辞めたのは、11年も前のことです。


番組では割愛されてましたが、

アナウンサーから報道に異動して6年ほどいて、

アメリカに4年住みました。

去年、一時帰国のつもりで戻ってきたのですが、

いろいろな事情があってそのまま日本にいます。


「ニコにとって何が一番幸せなのかな」

そればかりを考えて、

未熟な自分を奮い立たせて

どうしようと日々考えて過ごしています。


このブログを通して繋がった方

DS SMILE CLASSを通して繋がった方

同じ地元でダウン症のある子を育てているご家族たち

アクセプションズの皆さま、JDSの皆様、

ニコの療育に関わってくださっている先生たち

保育園の先生や子供達、

ニコのおかげで本当にたくさんの方達と繋がり

心を交わすことができています。


それは感動をするほど人生を豊かにしてくれる

素晴らしい繋がりで、

ただひたすら感謝しかありません。


また、何より日本には仲間と友達が大勢います。


会社から離れても仲良くしてくださっている

元同じ職場の先輩や後輩

そして深い絆で繋がっている同期。

本当に本当に素晴らしい人たちばかりなんです。


それから、友達。

日本に戻ってきてから、まもなく1年ですが、

友達の優しさとありがたさを、心から感じています。

つまづきそうになった途端に

もう周りの友達がみんな手を出してくれて

支えてくださいました。


皆さんに見守られて支えられて

ニコがすくすく育ってくれています。

ありがたくて、胸がいっぱいになります。


これからも、未熟な私達ですが

どうぞよろしくお願いいたします。





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