ぐだぐだと歴史をたどってましたが。
- 要はAdobeがMacのみ対応で。
- それがしばらく続いた結果Macから逃れられない状況になって。
- 7~8年経ったら環境的・お金的事情によってデザイン・印刷業界のデファクトスタンダードになった。
……というお話でした。
さて。
MacがDTPの主流になって10年くらい経ったころ、Adobeからはクリエイティブスイートがリリースされました。CSってやつです。最終的にバージョンは6まで重ねて、クリエイティブクラウドに移行しました。
CSの登場した時期は、MacはOS10、Windows7のころでしょうか。記憶があやふやですので間違ってたらすみません。
このくらいになるとデザイン業界におけるWindowsの割合も高くなっていたと思います。新規参入する企業はほぼWindowsだったかもしれません。当時Webデザインが盛んになっていましたから、いまよりもずっと新規参入者が多かったんです。
ブルーオーシャンには雨後の筍が生えまくります。ニョキニョキです。
コーディングはWindowsでバッチリだし、コンシューマーはWindowsユーザーばかり。
校正もデバッグもWindows中心に。
もっというとインターネットエクスプローラーに注力すればいい、という感じでした。
あとはガラケー。
そういった環境ではMacよりもWindowsのほうが相性も良かったようです。
専用ツールもWindows用に準備されていて便利そうな印象でした。
ガラケー用の絵文字を含めたメールの文面をつくるのにMacは向いてなくて。というか、そもそもそんなことはできなかったと思います。
価格的にもMacよりWindowsのほうが有利です。
機能全部盛りで全ユーザーに共通のエクスペリエンス提供を重視する側と、必要な機能に特化した汎用性の高さを重視する側。メーカーによってCPUもメモリもグラフィックボードも違う。
低コストは経営側のハートをくすぐります。ですから後者の導入にためらいがありません。不要なものは省いて発注できるし、まとめて買えば割引だってつくでしょう。ただし社長だけはMac、みたいなケースは存在します。
売る側としても利益率の低いMacよりWindows機のほうが売りやすい。
その根拠は、販売店のポイントのつき方の違いなんですけれどもね。Macだけポイントが低い。あー、ねえ、って感じ。
また、この時代には小規模とはいえ社内LANが組まれて、データはファイルサーバでシェアされるようになってきました。
過去の資産 = 過去のデータもOSに関係なく使うことができましたから、フォーマットによる縛りは消失したといえます。
MOなんかは姿を消しましたし、CD-RやDVDで入稿、あるいは、インターネット経由で送信、みたいな感じになってました。
まあぼくはMacでサーバを作ってましたし、Winはさっぱりわからないので、本体もサーバもWinという選択肢はゼロだったんですけれど、新規の方にはあんまり関係ないお話かもしれません。
そんなMacを選ぶ理由は少なくなってきた時代にもかかわらず、Mac沼の人間は、相変わらずMacです。
ずっとMacを使っていたデザイナーには、どうしても許せない点がありました。
いや、もうこれは個人的な許せない点ですね。個人の感想です。
- アイコンが汚い
- 「MS P ゴシック」というデバイスフォントが醜い
- ディスプレイのカラーマネジメントがない
- とにかくダサい
いや、Macバカだという自覚はあるんです。
そこは責められても仕方ない。
けれど。
やっぱり。
自分にはダメだったんですよ。