Google Analyticsで思い出しましたけれども。
サーチコンソールっていう仕掛けがあるんですよ、Googleさんには。
ウェブ屋さんはだいたい活用してます。
昔はこの解析系のしかけを自前でなんとかしてたんですよ。
企業の重要な部分をGoogleに握られてもいいのか? みたいなお話もあったと思います。
ぼくも含めてそんな技術を持ってないところも多かったので、Googleじゃないどこかのサービスを使うことになってました。
グーグルアナリティクスと、サーチコンソール。
一般的にはこの2つのサービスを使って、いろいろな分析をしていると思います。
ウェブ屋さんの必須科目です。
グーグルアナリティクスは、どのページがどんな人に見られているかを調べるもの。
細かい個人情報は出ません。
キャンペーンとかだと、どの告知方法でこのサイトを訪れたのか? みたいなことがわかります。
メールから? ウェブサイトから? 店頭ツールから?
そういったことが次のお仕事に役立つんですね。
サーチコンソールは、検索エンジンから来訪したのか? どんな言葉で調べているか? 検索エンジンでそのワードを見た人はどれくらいウチを見ているのか? みたいなことを調べることができます。
ちなみに最近ウチに来られる方が一番気になっているのは、ETC利用照会サービス詐欺です。
あー。
ねー。
ちょっと前まではAmazon詐欺だったんですが、いろいろと手を広げてます、詐欺師チームは。
滅びよ。
さて。
このサーチコンソールについて質問を受けたことがあります。
「〇〇さんがサーチコンソールの表示回数を見てPV高いって言ってたんだけど、違うよね?」
違います。
表示回数はグーグルアナリティクスで見ます。
アメーバブログは、アクセス解析で見ます。
サーチコンソールの表示回数は、検索エンジンで何回ユーザーが見たか? です。
もうちょっと具体的に言うと、
1)検索ワードを使って、何かを検索しました。
2)検索エンジンがリストを表示しました。
3)そのリスト上に出た回数、それが表示回数。
4)実際に見た(PV)として評価できるのは、クリック数。
5)つまり、合計クリック数のほう。
6)なので、サーチコンソールでの表示回数はPVではない。
ということです。
一般的なウェブサイトでは、グーグルアナリティクスでPVを見ます。
なんでかというと、検索エンジン経由でアクセスしなかった人はサーチコンソールに計上されないんですよ。
検索エンジン経由の数字を調べるのがサーチコンソール。
ウェブサイトのアクセス数を調べるのがグーグルアナリティクス(または独自のアクセス解析)です。
というわけで、数字が多いからPV多い、みたいなつぶやきをすると「あ、この人ウソついてるか、まちがってんな」ということになります。
まあ、なんかいい感じでマウントかけたい人が言うセリフですので、気にしても仕方がないんですけれどね。
うっかり言うと恥ずかしいものですので、やめといたほうがいいよね、というお話でした。