今度はオリコの詐欺メールです。

 

スクリーンショットはこんな感じ。

 

 

PCだとグダグダなのはいつもの通り。

 

これ、Windowsだと、どんな風に見えるんでしょうね?

うちはMacですので奇怪さが際立っているようにも思われます。

 

返信先は Orico<noreply-admin@e2cs3v6.cn> になってます。いつものように中国ですが、cn以外のドメインって取れないんですかね?

 

送信メーラーは⁨Microsoft Outlook 16.0⁩。

安定のWindowsユーザーです。

1通ずつ送るスクリプトでも組んでるんでしょうか?

まさか手作業なんてことはないよなあ。

 

さて。

「eオリコサービス  お客様情報の確認」

何を確認するんでしょうね?

自分はオリコサービスを使ってませんので、なんのことやらさっぱりですが。

昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております。

ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

これはわりと見かける文言です。

過去にはSMBCを騙る詐欺メール、TS CUBIC CARDを騙る詐欺メール、三井住友銀行を騙るメールでも使われていました。

つまり同じ人たちがいろんな詐欺メールを飛ばしてるってことですね。ああ、鬱陶しい。

ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

モニタリングをしていることは書かれていますが、利用制限がかけられているとは書かれていません。冷静に読めば、上場企業が発信する文章ではないことがわかります。

校閲の基礎です。

今アカウントを確認できます。

Orico

リンク先は画像の通り。

トップドメインは.cn、中国です。

 

 

https:// から始まっていますので、SSLが使われているようです。

どういう証明書使ってるのかわかりません。そもそもちゃんとしたものなんだろうか?

アクセスする理由はありませんのでさわりません。

怪しい荷物は自分で開けず、警察に通報するのが一番ですね。

※本メールに心当たりがない方は、お手数ですがお問い合わせ先まで

   ご連絡いただきますよう、お願い申しあげます。

そしてお問い合わせ先が記載されていない。

仕方がないからさっきのボタンを押させよう、みたいな構造です。

ちゃんとブラウザから正しいURLを入力してサービスページに飛ぶのが正しい対処ですね。

 

全文はこちら。

「eオリコサービス  お客様情報の確認」

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昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております。

つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。

ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

今アカウントを確認できます。

Orico

 

なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。

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※本メールはeオリコサービス自動的に送信されています。

※本メールに心当たりがない方は、お手数ですがお問い合わせ先まで

   ご連絡いただきますよう、お願い申しあげます。

※本メールへの返信は受付いたしておりません。

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お知らせ:

· パスワードは誰にも教えないでください。

· 個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。

· オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。

 

どうぞよろしくお願いいたします。 

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