三点リーダがなんのことかというと、
「…」
この「てんてんてん」です。
これを2つ繋げて使うのがルールだ、というお話がありまして。
つまり1つだけで使ってはいけない、という指摘を受けることが多い文字なんです。
どういうことかというと……。
↑こういうふうに使うんですね。
ほんとうだろうか…。
↑こんなふうに使うと「間違ってるぞ」とか指摘を受けたりします。
でも、よく考えたら「それが組版のルールだから」という、じつに薄い根拠で喋っていたりするのではないかと気付く日がやってくるわけです。
そしていまは、活字の頃から受け継がれてきたルールが形骸化している、と思っているのですけれども。(徹底的に調べつくしたわけじゃないので、断言まではできないんですけれどもね)
もはや謎ルール
と言ってもいいんじゃないかなあ。
なんでみんな、かたくなに従ってるんだろうなあ?

「意図を持って文字を扱う」という点において考えると、業界のルールよりも著者の意向が優先されるはずではないだろうか?
いや、なんでそんなことを思ったかというと。
ラノベ読んでたら、突然出てくる性的なシーン(いや、ホント唐突にでてくるんですよ、そう言うシーン)で、やりとりのセリフが「すべて3点リーダ × 2コ使いで書かれてる」ケースが多いことに気がつきまして。
どの喘ぎ、きっちりおなじペースで繋がれていたんですね。
セリフはわざわざ書きませんが、言ってみれば「メトロノーム的エッチなセリフ」です。
つまり……すべて……この……書き方……みたいに……はあはあ。
これが……数ページにわたって……続く……不可思議な……状況に……。
違う……意味で……ヘンなニヤニヤが……止まら……なく……なりまして……。
そこまで律儀に2コ使いを徹底しなくても(笑)と思ったのでした。
臨機応変に表現を重視した使い方というのも大切だよ? 緩急とかね。
音楽でいえば「休符はすべて四分で」みたいな感じ。
「ルールだから」という理由をかざすのは単なる思考停止でして、常にもうちょっと深く考えたいなと感じるポイントです。
デザイナー的にいえば「3点リーダに限らず読点、句点、疑問符、感嘆符と、そのスペーシングについて考えろ」というお話でもあります。
しかしそれよりもメトロノーム的セリフの羅列が衝撃的だったのでした。
そういえば。
「誤植」っていう言葉がありますが。
そろそろ語源を知らない人が出てきているはずですよね。
「誤字」で統一してもいいんじゃないかなあ。
ほぼキーボード入力なんだし。
植字なんて言葉、わかんないでしょ?