2024.5.23


昨日開催された経理責任者会議に出席しました。 

 【政務活動費とは】
 政務活動費は議員1人に1ヶ月5万円(年間60万円)上限とし、4.7.10.1月の4回分けて振込まれます。
令和5年度分の支出は翌年4月の出納期間中にそれぞれの議員が確認してから事務局に提出します。事務局は条例違反や明らかに不適切なものがないかチェックし、整理します。そして5月15〜17日は縦覧期間として他の議員が互いに全議員の収支報告を確認できるので、ここまでで3回チェックされたことになります。 

 【経理責任者会議とは】
 経理責任者会議は政務費の支出に関してお互いの領収書や添付書類が正しく使われているか、指摘しチェックしたものを元に議論し、市民に説明のつく、より良い使途を話し合ってガイドライン等にすることを目的としています。会議は各会派の経理責任者2人ずつ、一人会派はその議員をもって合計10数名で組織されています。 

 【問題点】 
今回、会議で大きな論点となった1つに会派と個人の政務活動費の使い方がありました。1つの視察に対し政務費の会派分と個人分に一度分けたものをあわせて支出してよいのか。結果からいうと「違法ではないが、市民に誤解を招き透明性の観点から望ましくない。」との事務局からの説明がありました。
縦覧期間中に私も確認していて疑問を感じ、山中議員と話していた箇所です。もともと会派と個人の政務活動費を分けているものを、一緒にして計上することは不透明であり市民に誤解を与えかねません。山中議員の条例解釈では「限りなくアウトに近いもの。少なくとも条例の趣旨に則ってはいないから慎むべき」との事でした。また、期間中に会派構成が変更になることもあり、その場合はより複雑になります。「按分」に関しての解釈の違いに驚くとともに、不透明で分かりにくいものは避けるべきと私も考えました。
また、会議で協議中、内容を理解していない委員もいました。縦覧期間に確認すれば一目でわかる内容であったため、改めて縦覧の重要性を再認識しました。



お知らせ


県政・市政報告会を開催致します。お聞きになりたいことがありましたら、事前にご意見を頂けますと幸いです。最大限、対応させて頂きます。

●日時 7/26  19時〜
●場所 市民会館
●参加費 無料