両親が同時に入院した。父は以前から判明していた病の手術で、母は急な腹痛により緊急搬送からの即入院だった。実家の近くに住んでいた私は、急遽数日仕事を休ませてもらい病院を梯子した。幸い二人とも大事には至らず、無事退院し快方に向かっている。割と短命な家系なので(親族の多くは70歳には亡くなっている)それなりに覚悟はしていたのだが、親の死というものを間近に感じるここ数ヶ月であった。
去年再開したSNSでたまたま流れてきた言葉が目に入った。自分と同い年くらいの青年が、闘病生活中に感じたことを記していた。その中に本当に心に刺さった言葉があった。ご家族の意向で既にこの方のアカウントは削除されている。正直いまここで言及すべきか躊躇うのですが・・私をはじめ沢山の人々に大きな気づきを与えてくれた一文を紹介させてください。
『【健康】とは何なのか。一つの考えに至った。健康とは、 “自分の身体以外のことに意識を向けられる状態のこと” だと。自分の身体を無意識化において 勉強したり、働いたり、本を呼んだり、映画を見たり、人とお喋りしたり、食事やお酒を楽しんだり…自分の生活を振り返ってみてほしい。 どれだけ自分の身体以外の世界に意識を向けられているかを。 それは【健康】であり 【幸福】なことでもある。』
命あるもの皆、身体という器をいつか失う。けれど思想や言葉、表現として残したものは、生き続けることができる。あなたのご冥福を心からお祈りします。




