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先日読んでいた本に面白い一節が。
論語に出てくる、孔子のお気に入りの弟子、子貢の話なのですが、
彼はかなり冷静で、自らに厳しい人だったらしい。
多くのビジネスマンが失敗する一つの要因が、自分や目の前の人やモノを過大評価することなんです、その点子貢はそういったところがなく・・・
と著者の方は述べられていました。
CA試験でも、同じことがやはり言えると思います。
私はTOEICがそこそこいいから、会話も問題ないし、努力家であることを語学力を使って売りにします。
→過大評価かも。いくらでもハイスコアはいるので。
私はあの子より美人なのになぜ、落ちたのか？
→過大評価かも。美人コンテストではないし
私はあの子よりはるかに仕事も頑張っているし、さぼり癖のあるあの子が何で受かるわけ
→過大評価かも。いや、CA試験を過大評価しすぎかも。立派なしごとぶり、素晴らしい人柄だから受かるわけでもない。
これだけ準備もしたし受かって当然だろう
→過大評価かも。運や縁という、社会に出たらなんともしようのないものも絡んで、人生では成果が出ることも多い。努力ですべてが解決するとは言えない。
という感じになりますよね。
自身や、その周りのことを過大評価するとどんどんしんどくなる。
自分なんて、自分のしてきたことなんてちっぽけなものだよね、と思えると、楽ですし、面接でも謙虚でいられる。
謙虚さは試験でも評価の高い項目でもありますし、それをもっていることで人とつながることもできる。
ぜひ結果を出すために、過大評価をやめていきたいですね。
何よりも皆さんが辞めるべきなのは、CA試験への過大評価だと思いますよ！！