試験がなくて、CAにいつなれるかもわからず気持ちが下がっているのもありますが、以前から苦手だった先輩や後輩がますます嫌いになってきました。
後輩ならまだしも、先輩にそういう気持ちを持ってしまうと、ほんとうにうまくいかないことが多くて。
くるみさんは、嫌いな人に出会ったらどう対処していますか?
おおおお。
ありますよね、こういうことって。皆さんよりも私のほうが年上だから(ほとんどの読者さんよりは)、わかることですが、
年齢が上がるとさらに好きな人のゾーンは狭くなるんですよ笑
私などは開き直って、好きな人ゾーンの中で生きる、もしくは苦手な人スルーすることにしていますけれど笑 それは若いうちはむずかしいかもしれません。
このような悩みに的確に答えてくれるのが、聖書だと思う。
私は高校時代、カトリックの学校に行っていたので一応受け取ってていたけれどここ数年でやっと、本として読み返しました。
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」(「マタイによる福音書」5章44節)
そんなことできれば苦労しないわ!という本音がわきますが、私淑する作家の佐藤優先生の解釈は(おっしゃっていることをわたしなりの理解レベルでまとめると・・微妙)
☆苦手だと思う人、マイナスの思いを感じてしまう相手を好きになれとか、合わせなさいということではなく、
他人を憎む気持ちを自分の中に抱いてしまうと、その人に対する見方がゆがんでしまい、正確に相手のことを判断できなくなる、自分が損をする、だから相手にマイナスの気持ちをできうる限り持たないようにしたいですね
ということらしい。たしかに。
嫌いな先輩→その人が言うことなすこと、マイナスに聞こえる
→ほかの先輩から指摘を受けても気にならないことが、この人からだとむっとしてしまう。
→とにかく話が素直に聞けないから、成長のチャンスを逃してしまう。さらに先輩との関係が悪くなり、職場自体が嫌になる。
たしかに嫌いという気持ちはかなりパワフルなので、コントロールがしにくい。
嫌いな段階で結構ストレスを感じているのに、さらに自分にダメージを自身で与えてしまう。
ということはあり得ますね。
とはいえ、嫌いな気持ちってそんなに簡単におさまりませんが、少なくとも、「自身にも大きなダメージが来るものだ」
と思えるようになってから、私は嫌いな人への認識は変わりました。
(でも嫌いなものは嫌いだけれど笑)
聖書って、そして佐藤先生は深い!!!と思ったのでした。