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秋めいてきましたね。皆さんいかがお過ごしですか?
ZIPAIRなど着々と前進がみられる新規エアラインなどもあり、私はかわらず受験生さんとぼちぼち歩んでいます。
この時期時間があるせいか、いろんなお悩みを聞くことも多い。
身長が足りないのでCAは無理かと・・
私はあがり症で口下手なのでCAは難しいかと・・
みんなCAさんは明るくていいですね私は足りないものばかりで・・
などなど、やはり誰しもが持つけれど、結構バリエーションのある短所というしろものについてのお悩みです。
トルコ航空時代に、ルーミーという詩人の存在を、トルコ人クルー仲間を通じ知りました。ペルシアの有名な詩人で、アメリカなどでも大変人気のある偉人ですが、日本ではあまり知られていません。
彼の言葉に
人間は曲がった形で生まれてくる。ま
っすぐになろうと、生きながらもがくけれど、結局曲がったままで、決してなおることはない。
まっすぐだと感じることができるのは、死を前にしてだ。
というようなものがあります。
人は、外見など外からうかがい知れるものに、短所がある人もいるし、魂や心根など見えないところに短所を抱える人もいる。
すべての人がいろんなところが曲がった状態で生を享けるのだとルーミーは言います。
そしてそれを全員が見られたくないと思いながら、隠しながら生きているというのが人間といえるのだそう。
CA内定者やCAが把握できる範囲で、何も問題がなく、自分にないものを備えていると感じたとしても、その人は皆さんが持っているものを、実は持っていないというのが当たり前だともいえるわけなのでしょう。
別にCAでなくとも、誰かと自分を比べたくなった時に、ルーミーの言葉は刺さります。
まずは、曲がっているところにフォーカスせず、かならずやだれにでもあるまっすぐな部分にしっかりと気づき、それを言語化して
ぜひとも面接で伝えていきましょう。
気づきと、それを言葉にして伝える力がCA合格には必要なのです。いえ、試験ごときのちいさいことではなく、私たちが力強く生きていくうえで、ルーミーの言葉は示唆に富んでいます。