先日5月18日の日経新聞朝刊にこんな記事が。
人身売買を機内でCAが察知するための訓練などが取り入れられているというお話。
意外とCAはお客様同士の会話に耳を傾けています。そこには、
自社への不満や、他エアラインのお話、旅先のお話などさまざま。
その声を参考に、声掛けをさりげなくしたりもします。たしかに異国から人身取引目的にブローカーと乗り込む犯人と、その被害者との会話にも気付けるケースはあり得るでしょう。
私は外資系時代、スキンヘッドの一部が異常に盛り上がっているお客さまがいらっしゃり、
痛そう!お気の毒に。
と、思っていたら、
あれはぜったいおかしい。お気の毒って、くるみはやっぱり平和の国のCAだね。
と言われ笑
チーフは、キャプテンを通じ、地上に通報。
結果は、黒で、なんと頭皮に薬物をがっつりと仕込んだ売人なお客様だったと後に分かったのです。
コーラくれる?ありがとね。
っと、とても愛想のいいお客様だったので、すっかりだまされました。
CAは常に聞き耳を立て、観察をし、時には、国家への悪人の侵入を阻止する役割を果たすことも求められるのです。