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試験を前にして、みなさんやる気満々!と、思うのは早計すぎるな~と、様々な既卒受験生さんとお話していて感じます。
①結果がでるのがこわい!
②また結果がでなかったらどうしよう!
③夏が終わったら、またこの仕事に1年ついていなければならないなんて正直うんざり
④なんかやる気が出ない
⑤CAになぜか執着してしまう
などなど、先週末も沢山のお話を伺いました。大人の世界は悩みが尽きません。
私もいろんなことに、それなりに悩んでいるつもりですが、今日のタイトル、ゲーテの
「人間の意識を作るものは苦悩である」という言葉が好きです。
願うことがかなわない時や色々行き詰った時、様々な感情が渦巻いて、はじめて真剣に人は自分に対面するのだと思います。
苦しんだり悩んだりすることで、初めて人は人間らしくなるとも言われますが、自分の大きなよりどころとなるものは、
この苦悩の中から生まれてくるのだと思います。
例えば、上記の①②の方なら、結果がでるかはわかならいけれど、その不安に直面しながら、とにかく今すべきことに力を注ぐ(うまく時間を稼ぐことも含め笑)資質が身につくでしょう。
夢を持つ人は、きっとこの先もいろんな目標を見つけていタイプでしょうし、どんな目的達成も保証されるものはないから、みなさんの底力となってくれる。
③の方なら、自分のうんざり感を的確に理解して、撤収するタイミングを把握できるとか、大うんざり➡小うんざりに読み替えながらなんとか過ごせる力がやしなえるでしょう。
人生で、撤収も、継続もいずれのセンスも欠かせないですし、これは実体験でしか培えないと思います。
又,どんな仕事も、うんざりなシーンは必ずあり(もちろんCAも!)、あれよりはまし!とみなさんは
つぎのうんざりは、少しは軽く乗り越えられるでしょう。
④の方は、やる気がない!という人は、やる気がある時の自分をしっているからこそ、やる気がない自分にきづけるわけで、十分やる気がベースにある人だと思われます。(やる気のない女子のほうがごく一般的では、今どき!)
⑤執着との付き合い方は、仏教などの世界でもテーマになっているほど難問です。執着から解き放たれる体験は、
試験に受かろうがそうでなかろうが、頑張っている人にはきっとおとずれるので、この体験はかなりの財産です。
というかんじで、こういった悩みを経ると、やっぱり、随分と意識の高い人間に近づけそうです。
悩んでいるだけですばらしい。
そう思いながら、ぜひボチボチ行きましょう!わたしもそうします
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くるみ会便り (3月4日更新)
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