パイロットとCAといえば、ぱっと浮かぶイメージは、前者は男性、後者が女性というものになってしまうのでは?

 

外資系で飛んでいた私としては、その逆の仲間とたくさん出会っていたので、日本の空も早くそうなってほしいなと祈っています。

 

最近は、大手新卒既卒日系エアライン試験で男性CAも誕生していますしね。(でも数パーセントを占めるのみなので、これからほんとに外資なみに増やしてくださるのか?心配)

 

女性パイロットは日本でもまだ少ないですが、ここ数年、日系大手エアラインでCA、パイロット試験双方にパスする女性が生徒さんで連続でいらっしゃったため、時代も変わったなと実感。

 

お二人共、CAを選ばれましたポーン

 

おおよそどのエアラインでも、CAよりは、パイロット試験のほうが適性要件はもちろん厳しいのは想像に難くないですよね。

 

いずれを選ぶかは、本人さんのご希望次第なのですが、エアラインサイドとしては、そうはいかない。

 

滝汗パイロットの適性をすべて備える人の数は、ごくわずか。

なんとしても、パイロットを選んでもらいたい!これだけ選考に手間暇かけたのだから!

 

と、社長はじめ、続々と運航の偉い方や、大学の先輩パイロットなどが説得に次ぐ説得を重ね、なんとしてもパイロットを選んでもらえるように動かれていました。

 

おとめ座でもわたし、面白半分でパイロットは受けただけで。CAは頑張って準備したからこその合格でしたし、迷いはありませんでした。

 

と、のたまうなんて、すごすぎ☆

 

CAとパイロット試験で共通しているのは、協調性などが評価基準としてあるところ、面接質疑もそっくりであるところ。キャビンよりも狭いコックピットで、人間関係はとてもたいへんだそうですしね・・ゲッソリ

 

意外と、このお二人が、メーカーや百貨店、銀行、CAインターンシップ、外資系エアラインなどの試験に後一歩だったことも興味深い。

 

皆さんの可能性はどこに潜んでいるやもしれません。どんどん受験を重ね(とはいえ、それがハイリスクになるケースもあるけれど)

ていき、あと一歩の結果にも落ち込まずに進むことが大切だと、彼女達に教えてもらいました。