1年間の最大フェスの1つであるANA既卒試験も終わり(一般枠)、そろそろ次回試験にむけていろいろ考える方も多いようですね。
こんなメールをいただきました。
くるみさん、CA試験は運も必要とよく聞きます。たしかくるみさんもよくブログで書かれていると思います。
CA試験での運があるとして、運をよくするにはどうすればいいですか?
私の周りのCAになった友人も、みんな「運がよかった」と言っていますが、私は運が足りない気がします。
面接官との相性も運だと聞きますが、最近考えているとどうすればいいのかわからなくなってしまいました。
ぜひ意見を聞かせてください。
う~ん難問ですが、たしかにCA試験って運があるなと私も感じているので、これは考えてみたいと思います。
棚からぼたもちということわざがありますが、採用試験に向き合っていて、結果を出していくみなさんを見ていると、「ぼた餅待ちの姿勢」がとてもいいと感じます。
運(合格)という名のぼた餅は、棚の上(エアライン)から、時々投げられているようなイメージがあります。
頻繁に落ちてくるものではないし、落ちるときも、すごく低い位置に落下したり、ずいぶんジャンプしないと
届かない位置で浮いていたり、後ろから飛んできたり、目の前から直球でやってきたりと、規則性はありません。
たまたま自分の目線のところにぼた餅が来て、あっさり捕まえられる人もいます。
そういった人はごく稀ですが、こういう人を見ると
「ああ、私は運がないよね。なんであの子は大したこともしていないのに、高級なぼた餅をつかめたんだろう。
あんなの落ちてきただけじゃん」っと言ってしまいたくなります。
ま、わたしはそういうふうにほざくタイプですな・・
よく合格者さんが、「運がよかった」と口にしますが、あまり信用できないなと私は思います。
というのも、本人さんは意識していなくとも、今までの学業であったり、英語であったり、仕事場での人間関係だったり、人への気遣いだったり、しごとのこなし方そのものであったり
その方はごく当たり前に感じて、日々積み重ねてきたことが筋力となり、ぼた餅をキャッチする力を
自然と身に着けているパターンが多いんですね、見ていると。
またそれらを、うまく言葉で伝える準備もしている方も多い。
ぼた餅待ちの姿勢として、「CA試験に受かる対策をする。模擬面接を繰り替えす。歯を矯正して、肌を整え、ダイエットして、メイクを工夫して」といったことももちろん大切だとは思うのですが、
これはあくまでも、ぼた餅待ちの際の最後の仕上げ段階で行うと効果はありますが、
まずはそのベースとなる筋力(今を充実させる)を鍛え上げることで、ぼた餅キャッチの可能性を飛躍的にあげることができる。
「今いる場所で褒められる、評価される、ありがたがられる人をまずは目指してみる」ことが、唯一無二の
CA試験合格への近道だと私は感じています。その経験さえあれば、あとは面接でそれを伝えきるのみです。
CAになりたいみなさんにとって、今の仕事にそれだけの重心をかけることは怖いことだったり、面倒なことかもしれません。
しんどくて前に倒れそうになることもあるかもしれませんが、倒れそうになったときこそ、1歩前足が出るし、前に進めることも多いのが、私たちの心と体のしくみだと思います。
試験の基準もわからないCA試験のために、どれだけの重心を現職に預けるか不安もあるとおもいますが、
重心をかけることは、現在の皆さんの成長や職場での貢献、プライベートでの大きな発見と必ずセットメニューとなっていると思います。
重心をかけてどんどん、前に進んでいく。
その覚悟が、みなさんに輝きを与えてくれるし、棚も見上げず前に進んでいると、ぼた餅(運)が落ちてくるという
流れが多くあるものだと私は感じています。
棚の上がどうなっているのか、仲間がどんな場所でぼた餅を拾ったかをきにするよりも、まずは、今のみなさんのステージにおもいっきり重心をあずけてみることが大切ですし、決して損はないし、
それが開運のきっかけとなるのではとおもいます。
ふ~。それほどまでに頑張らないと受からないでしょうか?それほどの値打ちがCAにあるんでしょうか?
それはやってみないとわからないし、その答えはみなさんの心の中だけにあるとおもいます。
1つ言えることは、目的を成し遂げた方はだれひとり、それがかなう保証なしでがんばっていたということ。
結果がわかっているものに挑戦するなんておもしろくないとおもいませんか?
わからないこそトライしてみたい・・と私は思うのですがみなさんはどうですか?
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くるみ会便り (12月10日アップ