久々にレッツQ&Aをお送りしたいと思います。
某空港のインフォメーションをなさっている受験生さんからこんなメールが届きました。
こんにちは。私は某空港でインフォメーションとしてお仕事しながらCAを目指しています。
当初は、いずれのエアラインでもいいのでCAになりたい!と考えていましたが、そういった気持ちは失せてきました。色々身近でながめていると感じることもあり・・。
練習という意味も含めて沢山の航空会社を受けてみたほうがいいのでしょうか?
実際に受けてみると会社の印象が変わることってありますか?
これはとても多い質問でもありますね。まあ、なんとなく雰囲気などで好ましく感じるエアラインとそうでないエアラインに分かれるとは思います、人それぞれにね。
彼女がこのように感じるようになったのは、次のような理由からだそうです。それぞれにくるみの見解も入れてみようかと思います。
理由のまず一つ目は
毎日、フライト情報も案内しているのでどこの航空会社が遅れやすいか
ということが手に取るように分かります。
そういった航空会社に挑戦してみるのがなんだか勇気が必要なように感じてきました。
もともと遅延することは分かっていながらも、多いことが目に見えてると
少し敬遠したいようになってきました。
たしかにディレイ(遅延)が多い会社とそうでない会社に分かれますね。
しかし・・・。遅延は外資系では日常茶飯事。一見、一部のエアラインに限られているように見えますが、
日系エアラインなどのように定時で・・とはなかなかいきませんね。
ここが気になる方は、外資系に入るとしんどいかも。外資系は思ったようにフライトは進まない確率が高い。
いえ、日系の定時率(JALが1位、ANAが2位という国ですから・昨年度)は世界ではレアケースであるといえます。
二つ目は
クルーの雰囲気。これはもちろんクルーが活き活きしているかということもありますが
注目するようになったのはメイク。
メイクにはその国のメイク事情が表れやすくて
たとえば東南アジアの航空会社となると
とても濃くて、、
私はあの中に入れるのか??と思ったり
韓国系の航空会社のクルーを見て
美しすぎるあの中に私がいるわけない!と
合格しているわけでもないのに沢山想像してしまいます
たしかにこれは、あるかもしれませんね。いきいきとして・・というのは、あくまでも空港での姿だけでの判断なので正確な理解は難しいかも。
機内でいきいきしているエアラインもあるしね。
そのエアラインに合う雰囲気を自分がもっているかどうかは、試験の際採用のみなさんが判断くださるので、余り気にせずどんどん受験なさって、結果を受け止めつつ適性を見極めればOK!なので気になさらなくてもいいのでは。
三つ目は
お客様の雰囲気はよく見てしまいます。
どちらかというとその国の国民性を感じているといってもいいのですが
理想は分け隔てなく接することなのですが、微妙なお国柄なところもあり・・。
某諸国の方たちも面白い方たちが多いのですが
迫力に未だに負けそうになる時があります。
う~ん。国民性というのは、外資系日系と双方飛んできた私からすると、まああってないようなものという気がしますね・・。
たしかに日本人は控え目、外国人はアグレッシブなどと大きなタイプはあるかもしれませんけど、日本人でも外国人顔負けな方もいらっしゃいますし、外国人でもおとなしい方もおおいですしね。
ここにとらわれるすぎると、CAの仕事が楽しいと感じられなくなるかな。
この相談者さんは、キャセイパシフィックに魅力を感じてらっしゃるようですが、キャセイは世界中を飛ばねばならないエアラインなので、上記のような部分はなんとしてもクリアしていかなければならないエアラインの代表格でしょうね。
結論でいうと、私は、
①外資系、日系いずれかのメイン志望系列を選ぶ
②いずれかの系列を可能な範囲で幅広くうける
のがいいのでは?と思います。
もちろん、ここでなければCAにはなりたくない!!というこだわり派の方もいらっしゃるでしょう。
それはそれでOK。ただ、現在は「CA経験者」が優遇されつつある流れにはあります。
そういった意味で、現職にイマイチ満足できていないみなさんであれば、幅広く受験しておかれることも一法かもしれません。
現職の満足度と、ca職を天秤に冷静にかけてみてね。
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(7/1更新!)
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