先日、同期N子のことを思い出した。
彼女は新卒でCA試験に失敗して、信用金庫に勤めていた。
CA以外なら別になんでもいいやと投げやりなかんじで、お父さまのコネをつかって、ちゃっかり信用金庫におさまった。
もともと愛想はいいけど、きっちりお金の収支をあわせたり、地道なしごとには向かない彼女。
苦行の毎日だったらしい。
いつもお金の計算が合わなくて居残りだったらしく、『とにかく脱出ここはわたしの居場所ではない』と、CA試験を受けていた。
面接試験では、『いかに今のしごとか自分の弱点にフィットしているか』
をネタとしていたらしい。
えっ?と思いますよね。
どういうことかというと、
あえて、『どうせ第一志望に行けないなら、いっそ弱点をつぶせる業界に進んで 、成長するそういう心意気で
信用金庫を選んだのです』
と、うそぶいていたらしい・・・。
なかなかの頭の良さです。
今、自分に合わない会社で働いていたり、興味のない会社に就活しないといけない方も、読者のみなさんも
多くいらっしゃることでしょう。
考え方ひとつで、こういった風にすべてがネタとなりうるのです。
しんどいことの周辺にこそ、ネタは転がっているのです。