先日、シートベルトのお話を書きました。
コメント欄に、yumiさんからこんな質問をいただきましたありがとうございます。
CAの方って肩にもベルトがありますよね?
お腹のところで4本をつなぎ合わせるタイプもあれば、リュックサックみたいに肩にかけるタイプもあって。
何度かCAの方と向かい合わせに座ったことがありますが、
シュルシュルっと勝手に伸び縮みするのと、手で引っ張って長さを調節するのを見たことがあります。
全力で肩のベルトを締めてるのを見たことがありますよ。
そのあと動けなくて、受話器?を取れなくて緩めていましたけど
くるみさん、ジャンプシートのシートベルトについての記事を読んでみたいです
みなさん、よくご覧になっていますね!
確かに、ジャンプシート(CAの席)のベルトは、お客様とは異なっています。
わたしも、素人時代なんか、CAさんベルトの方が頑丈っぽい!
と、感じたものです。
機種によってもさまざまなのですが、ポイントは座る向き
お客様とおなじく、進行方向を向いているジャンプシートの場合は、
CAのシートベルトも、腹部のみという機種もある。
逆向き(いわゆる、お客様と向き合うお見合い席)の場合は、上でyumi さんが書いてくださっているように、
お腹で4本交差したベルトや、リュックサック型のようなものがあります。
逆向きに、離陸する(つまり、お客様と向き合うジャンプシート)って、結構
気持ち悪い。慣れるまでは・・・。
ベルトは頑丈にしておかないと、かなり危険。しゅるしゅると、ジャンプシートの中から
伸縮可能なベルトが出てくるので、それを、各自からだに合うように
しっかりと、しめるのです。しっかり、きつめに。
お客様にも、本来はきつめに、しっかりしめていただきたいのです。(なかなか難しいけど)
わたしたちは、ベルトをきちんとしないことのおそろしさを、かなり勉強します。
離着陸時は、背中をぴったりといすの背にくっつけ力を入れて座っている。
そうすることが、万が一の事故から身体を守るすべなのです。
CAは、もしものときは、自分の担当のお客様を脱出する責任を持っています。
だから、必ず、助からないといけないのです
みなさんも、きちんとベルトはしめてくださいね。
追伸
そして、しめすぎると、先日のくるみのような事態をまねくのです