今日は、プールに泳ぎに行ってきました
わたしは、めちゃめちゃハードスイマーなのです。
いったん水に入ったら、なかなか陸にあがりません
小さい頃から、踏水会(京都の人なら知ってるかな?)で、水泳を習っていました。
中高に水泳部がなかったから、中断していた時期もありましたが、
CAになって、復活。水をみつけたら、必ず飛び込むことにしています
水に浮くのは得意なわたしですが、
機内でも、浮いたことがある。
新人のころの話なので、すっかり忘れていたのですが、先日コメントらんで
元JASのCAでらっしゃるりゅうママさんのコワイお話を伺って、思い出しました。
あれは、伊丹ー仙台の、B767でのフライトだった。
今はこの路線は、JEXの持ち場となっていますが、わたしがいた頃はJALインターが
担当していた。
当日は台風が来ていて、ものすごくゆれるとキャプテンから聞いていた。
とりあえず、ドリンクサービスを、超即急で終えましょう!
と、チーフからの指示。
当時とても人気のあった、ミッキーのエプロンに着替えてサービスを開始した。
紅茶のティーポットをもちあげようとした瞬間、
30Fくらいのビルのエレベーターで高速に、降下していくような感覚に襲われた。
下に引っ張られる感じなんだけど、きづいたら、身体が浮上
足が床についていなかった。ちょうど、座席のヘッドレストの高さに自分の足があった。
一瞬のできごとだったんだけど、あ~、終わりかも
と思ったことを覚えている。お客様のカップや、コート、かばんも浮いていたと
他のCAから聞いて、ぞっとした。
不思議と、ポットはにぎりしめたまま、床に着地した。
その後も、ゆれはおさまらず、エプロンをつけたまま、ポットをもったまま着陸した。
実際、ゆれによって大怪我を負ったり、命をおとすCAも少なからずいる。
よくCA志望の方で
危険なのでは?
という質問をなさる方に出会う。ハイ、超危険です。死ぬこともあるかも。
というのが、ただしい。
どの会社も、危険回避が最優先事項にはかわりないけれど、
せっかく乗ってくださったお客様に何のおもてなしもせず、降りていただくことは心苦しい。
CAは、危険のなかの一瞬の時間を探してサービスしていく仕事です。
みなさんは、それでもCAになりますか?
わたしは、なります(、なってます)
だって、わたしは、絶叫マシーンが大好きだから!