さてさて、きのうのつづき。
その、男性二人組みの、あたしたちということばに驚いたわたし。
お客様も、エアラインの方でらっしゃるんですか?
そうよ。僕は、X社(某・大手有名外資エア)のCAなの。
彼は、キャプテンよ。
なるほど。これはいわゆるエアラインならではのカップル(HGってこと。ハードかどうかは疑問だけど)
なのだなと、おんなことばに納得したくるみ。
しかし、2人ともとても感じがいい。わたしは、この業界が長いから
HGには慣れているし、HGが人としてすばらしいバランスを持った人たちだということを
少しは知っていたから、もっとお話したくなった。
仲間だからこそ、こういった状況は理解できるはずよ。
ひどいわ。身内の仕事を増やすなんて。
君は、やるだけのことはやったのよ。
しかし、なぜ彼らは彼女が某日系のCAだと知っていたのか?聞いてみた。
ゲートでね、話してたのが聞こえてきたの。
う~む。複雑だった。同業者だからこそ、いい加減なハード(オーディオ)のメンテぶりに
腹が立つともいえるし。とにかく、うちの会社のミスであることには違いない。
だけど、わたしのことを本気で、心配してくれるX社のお二人の存在が
とてもうれしかったし、外資系で働くことの大変さを理解してくれた彼らに感謝した。
そして、わたしはそのフライトでペアで仕事をしていた、仲間の男性CA
に、このことを話した。
ねえねえあのふたり、HGらしいよ。さすがだわ~、助けてもらっちゃった。
こんなことが、あってさ~・・・・。
え??あのふたりは、僕の友達だよ
うひゃ~
そ・そ・そういえば、彼のソフトな話しぶりや、何回も歯をみがくきれい好き加減は
いわれてみれば、そういえばHGならでは
X社に勤める日本人男性CAと本気の恋に落ちた、男性外国人キャプテンは
奥さんと子供を捨てて、彼との愛を選んだらしい。
職場恋愛ってやつらしいけど・・・・
ペアで働いていた彼に、あなたも、もしやHG?
と、聞きたかったけど、あえて質問しなかった。
かなりのイケメンだから女性にももてるのに
いやはや、今回もとんだオチに楽しめたフライトでした。
仲間って、いいね~。
☆時事問題(プロフィール欄)解答☆
源実朝