真夜中に都会へ向かう列車に乗って。
僕らは旅に出る。
大多数の人々が眠りに就くであろう時間に。
僕らは旅に出る。
勿論、心も体もボロボロだけど。
僕らは旅に出る。
いつも思う事がある。
僕には何もしてあげられないんだ。
抱きしめることも。
だから、せめて。
言葉を贈ろうと。
不器用で説明臭い分かりにくくとも。
僕は言葉を贈る。
出来れば音に乗せて届けたいけど。
本当は小さくて可愛い君に。
言葉を。
ただそれだけの事。
そうそれだけの事。
僕が必要であろうと無かろうとも。
ただそれだけの事。
僕らはまだ旅の途中なんだ。
TSUYOSHI
