先日、師が亡くなってしまいました。
突然の事で、動揺しましたが、今はしっかりしなきゃって気持ちが強くなって、多分、しっかりしております。昨夜もちゃんと歌えました。
ちょっと胸の内を綴らせて下さいm(__)m
何でもない会話の電話をした数時間後に他界した師へ
先生、大変お世話になっております。
今はどんな気分ですか?
さて。
十代の頃、どんな大人になりたいのかを考えていた時に先生に出会いました。
あの頃の僕は何に怒りを感じていたのか、いつも何かと戦っているような気がしていました。先生によく、狂犬のような目をしてる。と言われてましたね。今思い返すと、多分、僕は不安と戦っていたんだと思います。不安という見えない敵を必死に睨んでいたんだと思います。
パワフルな教壇の上、人一倍汗をかき、基本目線を低くボクラに合わせ、時に上からバシッと叱りつけてくださる熱い姿。
発信する事。
人目を憚らずガムシャラ。になるという事。
そんな先生にいつも感動していました。
僕の目から見た師の授業はまさにライヴで、ショーでした。
幸運な事に僕は先生の側で、誇りやプライド。カッコイイとは何かを。学ばせて頂く事が出来ました。
授業や打ち合わせの後、沢山の資料や書籍、雑誌などが入った重たいカバンを持たせて貰っていました。20歳の僕には夢や希望がいっぱい詰まったカバンで、そのカバンを背負うと少し先生に近づけた気がして、すこしだけ胸を張れたのを覚えてます。
ある日の帰り、工場地帯から夜景を見に連れていってくれました。缶ビールを片手に真っ黒な海の向こうで光る光をみて、あなたは何を考えていらっしゃったのでしょうか。
僕が覚えている先生の弱さや脆さを垣間見る最初の瞬間だったように思います。
それから、ほぼ20年の間、旅行に連れて行って下さったり、時に反発したりなんかを繰り返しながら、色んなお話を頂きました。
そんな僕にも後輩が出来、弟子と呼べる仲間が出来た時、先生は口をあんぐりと開け、首を傾げて、はぁっ?って顔をしていらっしゃったのよく覚えてます。
初めて後輩を紹介させて頂いた日。先生のカバンを僕の弟子が背負った日の事。鮮明に覚えております。とても胸が熱くなりました。
狭いお好み焼き屋さんで食事をした後に、もっと静かな場所でゆっくり話がしたいと言って下さって、僕らの為にホテルのバーを貸し切って頂きました。フカフカのソファで飲んだビールの味は全く覚えていませんが、勝手に先生に認められた気になって、鼻が高くなったような気がしてました。
それ以降、僕のライヴにも何度も足を運んで頂き、有難いお褒めの言葉も沢山頂きました。
打ち上げや飲み会では仲間や後輩とも気さくに笑顔で話してくれ、誰よりもその場を楽しんで下さっていて、とても無邪気な先生でした。
ここ数日、あの日の頃のように先生の事ばかり考えています。
通して教わっている事。は何なんだろう。
まさしく、生きる。と言うことはこう言う事なんだよって事を教えて頂いていると僕は思ってます。
数日前、先生が最後に発信したモノ。
ぼんやりとは理解したつもりではいるのですが、考えれば、考える程分からなくなり、正直、今は全く分かりません。この先の僕の人生でその教えをゆっくり考えて行きたいと思っています。
僕はあなたの弟子として、きちんと何かを訴え、伝えて行く事を止めないでいようと思います。上を向いていようと思います。
笑っていようと思います。
随分、早くに先に行かれてしまいましたが、のんびりと僕らがそちらに行く日を待っていて下さいね。
僕らはまだやりたい事もやらなきゃいけない事も沢山あるので、まだまだ頑張ります。
生前は本当にありがとうございました。
いつかまた逢える日を楽しみにしております。
そして、これからも宜しくお願い致します。
最後にずっと言えなかった言葉を。
先生、僕も先生を愛してます。
あなたの弟子
aircode 松村 豪
ファンの皆様、関係者の皆様へ
きっとこの先にも辛く悲しい事は沢山あると思います。
だけど、今、僕らが生きているこの瞬間を大切にして、やがて来る素敵な未来の為に精一杯生きて行こうと思います。
僕は歌が大好きです。
作るのも歌うのも。
感謝の気持ちを忘れずに、健やかな朝陽に向かって歌おうと思います。
まだまだ燃えて生きますので、どうか宜しくお願いします!
色々あるけど、もっともっと楽しむのだ!
