最近自衛官の給料を急激に上げているそうだ。

 

 

 

それに関して別に口出しをするつもりもないし今やそんな立場ではないんだが、

 

 

 

 

「 カネさえやれば良い 」

 

 

 

 

といっても良いくらい短絡的、増税に防衛費増額が結局のところそこだけに費やされているのならやっぱり戦後日本人って浅はかだなと思う。

 

 

 

 

確か、トイレットペーパーを買わなくてはいけない、とか演習用品を買わなくてはならない、挙げ句の果てには、

 

 

 

 

「 給料(初任給)を上げないと警察/消防に若者が流れてしまう 」

 

 

 

ヒゲの隊長は公約があるから自衛隊のバックアップをするのは分かる、しかし、

 

 

 

「 自衛官の給料が少ない 」

 

 

 

とはどの口がそれを言わせているのか?

 

 

 

米英軍や、当然フランス軍と比べて絶対有り得ないボーナスまで付いている給料にそれ以上何かを付けてやるなら防衛ではあるが戦闘任務を与えてその手当と共に戦死や廃失になった兵達の保証バックアップで充てるべきだろう、もしそうではないのなら、やっぱり所詮は瞬発のその場しのぎ、事勿れ主義者の気紛れ、バカ共の思い付きの一症状でしかないと思うのだ。

 

 

 

 

アメリカから買うトマホークミサイルに先制攻撃の法改正が成り海兵隊もどきが出来たのなら本格的北方領土侵攻奪回が実現可能な体力を養うだけで増税分などすぐに吹き飛ぶはず、自衛隊は歴代中国軍などの様に自力でカネを稼ぐ発想を持っていない。

 

カネを産むのは国民の作り出す経済活動、弱ったそこから吸い上げる税金に頼る以上の財源を持たない。そこを活性強化しないと前の戦争と同じ、ゼニが枯渇してまた敗ける。自衛官はその任務はもちろん立場を真に理解しているのなら、またさせられるだけの教育訓練が実行可能ならば装備や訓練の充実だけで給料まで上げてやる必要はあるのだろうか?

 

 

 

言い換えれば、

 

 

 

まだ失われた国土を奪い返した訳でも敵の首も獲らない内から甘やかす必要が果たしてあるのだろうか?

 

 

 

米英軍もフランス軍も軍事作戦や戦闘に参加して初めて高給にあり付ける様になっている、それを政治家の人気取り、ただでさえ国民は増税に円安、景気停滞など覇権国たちからいつも民族レベルで風下に据え置かれる今日、

 

 

国防意識よ眠ってしまえと言わんばかりの意味不明なアニメの募集広告を打ち、

 

 

 

 

「 決して叩きませんしイジメません、オマケに給料もボーナスも弾みます 」

 

 

自衛官が高給で持ち上げられる日は献身の中の献身、戦闘や国内のスパイ狩りをしっかりやり遂げてその諸手を血で汚すまで、言ってしまえば、

 

「 我らはここまで出来るのだ 」

 

と絶望感に打ちのめされた国民を熱狂させられない軍隊の自覚の欠けた連中には過ぎた小遣いなど必要ない。

 

 

 

 

少なくともプライドのある連中ならそう思うはずでやらせて欲しいとむしろ懇願しないとおかしい

 

 

 

 

 

 

意志を持たない自衛隊の自衛官達は神社の賽銭箱じゃない

 

 

 

 

神相手ならともかく人間には先ずはその働きを実際にやらせて見て確認してからだ、土壇場で泣き出して、

 

 

 

 

 

「 やっぱりボク/アタシにはできましぇん 」

 

 

 

その時の不渡りは懲役や処刑で対処しても回収できないだろうが

 

 

 

カネをやるのは敵の首や島の一つくらい獲りに行かせてからでいい

 

 

 

 

 

 

宝くじに全額突っ込む様なバカな真似はやめろ、先ずは失われた国土を奪い返したご褒美まで取っておく、いざ戦争が勃発して作戦をやり遂げた後の褒美に取っておかないと砕け散った者や生き残り敵を撃退した者たちやそこに混じるであろう手足が千切れた者に何もくれてやるモノが無くなってしまう。

 

 

 

 

廃失になった功労者は生涯面倒を見てあげないとならないのだから当たり前だろう

 

 

ただ防衛大臣や将官がボンクラじゃなければそう考えるのではないか、と思っただけだ。