40を過ぎて油断すると自分で自分の人生への勝手な見切りを付けたがる様になってくる。

先ずはそうならない様な努力ペース、結局は前進に直結する努力以外はしないに尽きるんだがソレを朝から常に絶やさないのがコツだと信じて生きている。

私は職場の同年代のその身勝手すぎる見切りを受け入れている人と話す時その人が現実的でいて且つ今できる事を精一杯やっている人で何か切羽詰まった状態、辛い時期にいる状態ではないかどうかを観る。

まともな人であってもその人しか分からない辛い境遇でこちらが単に当たり散らされる場合も全くない訳じゃ無いからだ。

帰国した時に会った小中学生時代の同級生たちにはそういう人はいなかった、いや、居るんだろうがその場には来なかった。

昔からリーダー肌の主催者の人徳故か、良い場が、完全に良い結界空間が用意されていたんだな。

とにかくダメになっている人、そうじゃなくても疲れていたり相当参っている人はやたらと要らぬ忠告や独りよがりな持論で他人を縛りたがる。病気の犬が優しい飼い主に噛み付くのに似ている。

 

 

 

 

 

そういう人も色々だけど私からみてできそうな事、例えばお酒を控えて浮いた時間を何かに使うとか、例えばそうすると朝早起きが出来る様になるはずでその時間に何をしているかを聞き出すことにしている。

その人の考えや聴いてもいない忠告を話させるのは、いや、ソレを話すのはその人の勝手だがソレを話させる前に聴いてからその後の彼/彼女なりの見切り話を親身に聞くかどうかをその時点で早めに判断してそれからにするべきだと思っている。

何故なら言霊を信じる私としてはソレが母国語だろうがその他外国言語であっても関係なく自分の人生を停滞する呪いかもしれないなら喋らせる前にソレを確かめなくてはならないと思うから。

ソレがなされていない人なら最低限のコミュニケーションはするにしても全てを聞き流すゴミ箱行きの情報として扱う、その場合こちらも訊かれてもいない忠告などしたくはないから大人の表現ではないがソレでいわゆる「 カチンときた時 」も決して反応せず相槌を適当回打ったら即仕事モード。

 

 

そして自分がそうなりかけた時はここ数日を振り返り酒や夜更かしなどをしていないかどうかを振り返りチェックする。そういう時は大体夜勤明けか夜勤明けの日にきちんと休養を取っていなくて疲労が蓄積されている場合、ソーシャルで飲酒をした日が過去2、3日に含まれる場合が多い。

結局のところ身心が疲れている時が多いけれど、

「 激務が続いて少なくても必ず存在する自分の為の時間を自堕落に使ってしまっている時 」

休暇中なら、

「 積極的な行動を何もしていない日が続いた場合 」

image

に多い気がする。

今の同僚は自分世界をそれぞれ持っていてこの古い要塞の守備隊という小さな世帯もあっていい忙しさの中に生きている人ばかり、だが先日新たな人事異動の発表があった。

みんなそれなりの古株で一気に沢山の数の同僚が再就職や退役で除隊の為いなくなる、寂しいなと思って聴いていたら、

image

「 お前もだ、隊内憲兵を希望していたな?

詳しくは聴いてくれるな、だが現在進行中で専門訓練隊入校は目前だ。

準備しておけ、その日が来るまでこの要塞では雑用をしておけ 」

少しショックだったのはここの要塞が好きになっていたからだがここは外人兵の保養所、休養、羽休めをするところだ。それなりの目的を持った兵がいつまでもいるところじゃない。

いつかは旅立たないと人生のまだ見ぬ感動や努力の成果にありつく事はできないのだ。

image

どこに行ってもやる事は同じ、人生死ぬまでイジけたり自己憐憫などでムダにして良い時間など存在しない。