シティーハンターといえば85年に有名少年誌週間ジャンプに連載後すぐにテレビアニメ化された私の年代にはヒットマンガだ。




私にはナンパ過ぎてゴルゴ13と並ぶものではないんだがモテる男の憧れの一つだったのは確かじゃないだろうか?




何が私を引きつけたのかと言われればあの時代の男は子供であっても女性への興味をあそこまで表現できる事自体が憧れだった気がする。





そんなことは仕掛ける側からすればお見通しなんだろう、ぐるっと周囲を見渡せば私と同じくらいかそれ以上の人しか見当たらなかった様な気がする、ストーリーも昔にあったものを現代風にアレンジしただけ。




しかし嫌な気分にはならなかった。




ところどころ私たちの年代に作られた歌が挿入され懐古を促す仕掛けがふんだんに散りばめられ舞台は日頃から暮らす首都圏や首都高なのだから当たり前といえば当たり前。





恐らくほとんどの人はあの8687年以降のそれぞれの自分の足跡を辿っていたのじゃないだろうか?




少なくとも私はそうだった。



だがサザエさん一家にせよゴルゴにせよ途中に出て来たルパンのせいで一気にこのシティーハンターさえアニメキャラクター達は歳を取らないという事に気が付いてしまった。




こんなものを観るのなら次からはヴァンパイアものを観ようと思う。






さて、もう帰国まで間もないぞ




明日は帰国の荷造りだ、スーパー銭湯を楽しんでこよう。