拡げた風呂敷は簡単に畳めない。 | 民泊×不動産投資家 新山彰二のブログ

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「人生全般に役立つ情報」などをお届けいたします!

こんばんは。
Airbnb仕組化の専門家ショウジです!
 
皆さまお盆ということで、
ゆっくり休まれている方も
多いと思いますが・・・
マイペースに配信して参ります。笑
 
今回は民泊でも他の事業でも、
「拡げたものは簡単に畳めない」という、
自らの実体験から話をいたします。
 


最近、民泊関連でよく見かけるのが、
「家具家電、処分します!」という
フェイスブックなどの投稿ですね。
 
大家さんからの警告なのか、
周辺住民からのクレームなのか、
保健所からの警告なのか、
単に売上が伸びないからなのか?
 
詳しくは分かりませんが・・・
物件の初期費用、
セットアップの手間暇か依頼料金、
そして短期の場合は短期違約金や、
今ある家具の処分や引越し代金に、
退去費用などなど。。
 
出ていくものが多いので、
退去したくないのが本音とは思いますが、
やむを得ない事情があって、
されているかと思います。
 
かく言う私も、
実はこの5〜8月で3件引越し、
1件撤退しました。
 
不安物件の撤退と
エリア集中化のためです。
 
やってみて思うのは、
「費用も手間もかかるので、
 できるたけやりたくない」ですが、
事業の最適化には必要だと感じます。
 
ただ、できれば避けたいと
思いますので・・・
個人的に思う対応策を挙げていきます。
 
 
1.物件選定を慎重に行う。
 
 
どんなビジネスでも、
エントリーは大事です!
つい物件がなかったり、焦りが出たり、
限定制をアピールされてつい決断したり。
 
ただ、周りや取引先などに惑わされず、
冷静に利益が出せそうかを選定して下さい。
 
特に大事なのは・・・
 
 
・この物件は雰囲気が良いのでよさそう!
・◯◯が便利なので、人気がでるはず!
・△△さんがおすすめしているので。
 
 
このような理由で選んではいけません。
 
 
・周辺物件と比較しても売上利益が見込める。
・実績を踏まえた上で、優位性がある。
・他の人よりもコスト削減の策がある。
 
 
大事なのは、
「感覚」ではなく「数字」です。
 
数値化できないものも
多々ありますが・・・
しっかりと調べていけば、
ざっくりとした数字は出せます。
 
なんとなくでは選ばず、
慎重にこれらを勘案した上で、
選定しましょう!
 
 
2.一つずつ、丁寧に丁寧に育てる。
 
 
物件はできれば一つずつ、
丁寧に丁寧に育てていくのが、
良いというのが、
1年半以上やった上での感想です。
 
特に物件オープン時は、
資金も手間暇もかなりかかります。
 
 
<資金>
 
・敷金、礼金、仲介手数料
・家具一式
・コーディネーター料
・他の初期費用など
 
<手間暇>
 
・物件契約
・家具発注
・物件のセットアップ
・備品購入
・写真撮影
・Airbnbなどの登録
・各種マニュアルの作成
 
 
これらを準備した上で、
最初は何件かゲストに宿泊してもらい、
レビューやフィードバックをもらいつつ、
悪い点などは改善していく。
 
そして安定してきたところで、
次の物件を手掛けていく。
 
これが王道かなと思います。
 
ただ、これを一気に増やしてしまうと、
回らないという自体が、
発生してしまいます。
 
1部屋なら丁寧にできることも、
5部屋や10部屋となると、
資金も手間暇も一気にかける必要が
でてきます。
 
一気に拡大するのならば、
その覚悟をもって取りかかれるか?が
大事かなと思います。
 
 
そして、最後に。
 
 
タイトルにも例えを書きましたが、
一度拡げた事業は、簡単に畳めません。
 
民泊も先にあげた家電の処分もあれば、
退去となればその費用もかかります。
 
人を雇っていれば、
一人ひとりに説明すべきですし、
取引先にも影響があります。
 
そのため、まとめますと・・・
 
 
1.しっかりと事業を見極める。
 
2.1つずつ丁寧に育てる。
 
3.覚悟を持って取り組む。
 


 
この3ステップを経た上で、
着実に取り組むことが
大事かなと感じます。
 
これは民泊に限らず、
どの事業にもいえることですので、
私も自分に言い聞かせながら、
丁寧に育てていきたいと思います!
 
 
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