気分のいいものだけ、大歓迎して
気分のよろしくないものは、排斥する
その偏った思考クセが生き方の難を作っていく
それは。好き嫌いセンサーがある限り起こる反応
それは。避けようとすればするほど
意識から離れないんだ
だって。反応しているからだよ、嫌い！って
意識にあがっているんだよ、それが。
興味対象が気になって仕方ない状態なんだよ
それは、好きな人に惹き付けられてるのと同じ
好きな人なら、ほくほくした気持ちになれるけど
嫌いな人なら、いらいらした気持ちになって
自分の脳内占拠する不快が許せないんだよね
どちらにしても、心ここにあらず。状態だから
気分が持っていかれて自分の心地が良くないんだ
『気をとられる』っていうでしょう
『心、ここにあらず』っていうでしょう
『よそ見するな』っていうでしょう
それって。自分が自分に言ってるの。
他人ばっかりに、振り回されてる自分への喝なの
心頭滅却。心をよそに奪われ《気抜け》状態だから
外側。他人。それに気をとられてばかりいるのは
自分の内側をまったく見ない無視した生き方
注目する視点、ベクトルの向ける意識を見誤ると
つい、外側の何かに気をとられ、心揺らすから
自分って。
外側にある世界の中に生きてるって思っていると
他人の一挙手一投足が読めなくて受動的な姿勢で
こわくなるけど
世界は実は自分の内側が反映した自分演出のものと
理解していれば、自分に起きることを決めたのは自分
能動的な姿勢でいたら、大丈夫だと安心できる
人間にとってこわいと感じるのは自分がコントロール
できない他人に預けた人生の感覚なんだよね
自分の心臓を他人に握られる感覚がこわいんだ
好きでも、嫌いでも、過ぎると心奪われる
気を自分から他人に回す分、自分の気が減る
気を他人に奪われた状態。だから心地良くないんだ
自分の思考がそっちに行ったままで
自分の脳内がその人間に占拠されてるんだよね
それは左脳バクハツ状態。バランス欠いてる
感情的左脳が過剰に働くからかってな妄想が
どんどん脳内にひしめいてしまうんだ
お釈迦様さえも、最初はたくさん観てきた世界を
心痛めて悩んだことでしょう
そのあとでクールに《反応しない》を得たんだよね
もとは人間だからね、反応するのはふつうのこと
だからこそ。何もかも与えられた世界を捨てて
反応する世界から離脱する境地を得たのでしょう
反応しないこと。不動心を持つこと。
感情に波が大きいとジェットコースターみたいな
揺れを体験するんだ、ハードモードだよ。
(ドラマチックな人生になりやすい)
感覚、直感的な右脳と思考、言語の左脳バランス
偏った《思考》過多は脳内に熱を起こし繰返し反芻
ストレス状態を運んでくるんだ。
反芻する思考クセをとめるには。リラックス。
だから、ホッとする右脳的な感覚が大事なんだね
現代人は外側にたくさん刺激がありすぎる。
リラックスって、おざなりにしがちだけど大切
冷静に自分を他人から引き戻すために。ね。